2021年4月14日水曜日

リギンチェックしてみた


バックステーやサイドステーのテンションチェック、全部規定値でした。

何をもって規定値かと言われると困るのですが・・・

今まで人に聞いた事を纏めると

1 ワイヤーの破断荷重(ブレーキングロード)の15%が基準
2 破断荷重はワイヤー径の2乗x80(ex 6mmだと36*80=2880kg)
3 なので6mmなら、430kgぐらい
4 セーリングして風下側が緩ければもう少し締める
以上、沖野島マリーナの記事より

4については、緩い状態でタックした時にマストの振れが大きくなって、折れてしまうと
ヨットビルダーの方が記事にされていました。

とはいえ、ガチガチに締めれば良いかと言えば・・・

その昔、仲間から電話があり「リギン調整してるんだけど、全然締まらない」と。

ワイヤーが伸びているのか?と心配になり、船屋でリギン類を作ってもらった。

が、改善されず。

おかしい、何かおかしい。

調べたら、オンデッキだけど、マストサポートが入っていて、それを支える底面が

腐食していたらしく、締めるとデッキもサポートも下がっていた・・・

「それもっと締めてたらハル突き抜けてたんちゃう?」

そこまでターンバックル締められへんやろ!

せやなー!せやなー!多分そやなー・・・ほんまか?

あまりにも怖い話で、皆その先の事まで考える事を止めた(笑)

底面をキチンと修理してバッチリになったそうです。

怖い怖い、リギンは怖い。

 

3 件のコメント:

yojimaru さんのコメント...

わたしも助かりました。
危惧が一つ減りましたわ。ありがとうございます。

redsun さんのコメント...

微風でもマストがゆれるので悩んでいますが、7ミリなのですがテンションゲージの表で15%で430キロですが、マリーナ表の7ミリは533です、これも7X7x80x0.15=588のはずなので何が正しいかわからなくなりました。いずれにしても弱いような気がしますが、締める順番や規定値が分かれば教えてください。

woz さんのコメント...

yoji兄、それはそれは良かったです。

redさん
何が正しいのかと言われると、僕にもよく分からないのですが、
http://www.okinoshima-marina.jp/okinoshima_news_250.pdf
こちらを参照願います。
基本値と実測で合わせれば良いと考えています。
まず、キチンと真っすぐ立てるという事が大切だと思っています。