2018年12月27日木曜日

今年も色々ありましたが、有難うございました

クルージングに整備に宴会と皆さんのおかげで楽しい1年でした。

今年のMVPはクルージング中にサランラップ吸いこんでオーバーヒートした僕を曳航してくれた兄者。

あれはホンマに怖かったわ、明石海峡のど真ん中だったし。

しっかし、ビニール系ゴミに絡まれ過ぎです。

来年はもう少し綺麗な海を期待したいです。

では、みなさまよいお年を!

2018年12月17日月曜日

無線運用

久々にアマチュア無線

国際VHFあるのでクルージング中に仲間と連絡取るのにアマチュア無線を使う必要が無くなり、

個人局のコールサインは失効したまま。

若い頃、遊ばせて貰った社団局の管理を一切合切任されて数年、

本局・支局という形である中の3エリアの支局の免許が手元にある。

なので、いつでも無線は出来る。

今回はアンテナのテストという事でQRV(無線運用)した。

2m足らずのマルチバンドアンテナのテスト。

50wで送信すればフィリピンのビッグステーションまでちゃんと届く。

相手の耳が良いからね^^

とりあえず、長兄の船には竿を利用したアンテナを考えたい。

短縮したアンテナより、フルサイズが良い訳で。

21MHzだと300/21/4でGPに使うエレメント長は3.6mほど

竿にワイヤー這わせてしまえば簡単に出来る。

ただ、最終的に屋内型チューナーで整合を取りたいので、

ネット上で見た1:4や1:9の不平衡不平衡バラン+チョークコイルで給電かな。

アンテナ工学はほぼ試験に出た事しか知りませんが、世の中には5/8λアンテナがある。

5/8λGPがあるのなら、この場合エレメント長を

300/21*5/8で8.9m

6mの竿に真っ直ぐ張れませんが、クルクルと疎に巻けば9m位は巻けるのでは?

(竿の先1段はもしかして巻ける程強くないかもしれない)

何も考えずに楽に運用するならAH-4のような外部ATUで運用すれば良いのだろうけど

高い!

マニュアルチューナーや屋内型チューナーはいっぱい転がってる訳で(部屋に)

マストを使ったアンテナではなく、独立したアンテナさて何が良いのやら?

考え始めると、ずっと同じルーチンに陥るわ。

年明けに個人局の免許をまた貰おうと思う。

上げず眠っていた21MHz用HB9CVを上げて旅立つ長兄のサポートしたいし、声も聞きたいし。

やっぱ無線は楽しい。

運用よりも考えている時が一番面白い!

2018年12月10日月曜日

備忘録

パイプ周りを自作する時の金物、国内で数千円するものがebayだと半額以下。

この割るタイプの金物は重宝するんですよね。

幾つか買っておこう!


2018年12月9日日曜日

忘年会と整備と雑記

土曜は父兄と忘年会。

港についたら強風の中、タンク整備の結果を確認する為に「ヒールさせる」と出た長兄・兄者も既に帰港していた。

夜は父と慕う、兄と慕う仲間と佐野で飲む。

風呂に行ってからの予定でしたが、寒いし明日朝風呂行きましょう!って提案がスッと通る。

これが翌朝の吉となるとはつゆ知らず。

一軒目、居酒屋

二軒目、鉄板焼

二軒目は予約しておいた、煮豆を。

本当に美味しい煮豆、お好み焼き主体の店なのに豆を予約しておく(笑)

で、グンデングデンで途中記憶が飛ぶ。

俺、昨日のお金払った?って聞けば払ったで!って・・・

所々は覚えているけど虫食い状態。

寝る時湯たんぽにお湯入れて寝た訳ですが、朝起きたら床に水たまり。

湯たんぽにお湯入れた時結構溢したようだ・・・

朝から床掃除です。

で、朝風呂へ。

風呂屋の前のタコ焼き屋の日曜限定モーニング、「チューハイセット」って朝から凄い。

詳しくは長兄のブログにて→「風待ち」

帰ってからミッションのオイル交換。


少量(250cc)なのでスポイトで抜きます。

抜いたオイルは一旦、200ccボトルに入れる。


結構黒いです。

交換時期過ぎてたと思われます。

で、ここで問題。

スポイトで抜くとナンボでも抜ける。

最終的に3本・・・600ccです。

規定量を遥かに超えている。

でもエンジンみたいに内圧上がってディーゼリング起こす訳でもないのだろう。

一応、規定量入れてみた。

下限と上限が1センチほどしか無いゲージで測るも上限超えている(笑)

まぁ、ここは中のギアの潤滑だろうしあまり気にしないでおこう。

(気にするところかもしれないが、そもそも傾斜して取り付けられているエンジンな訳で)

今回の汚れが気になったので、このオイルは駆動50時間以内にもう一度交換する。

フラッシングです。

それからもう一度キチンと量ったオイルを入れます。



ちなみに上が整備マニュアル、下が取扱説明書。

整備マニュアルでは0.3Lです。

取扱説明書では0.25L・・・50ccの差はどこから?

という事で、恐らく「下限以上入ってたらええねんで」的な(笑)

でも入れ過ぎたらどっかから漏れるんやろうね。

ただ、ヤンマーの方に言わせると逆さで200時間稼働するのが2GMエンジンらしい、設計の冗長性は凄いんやろね。

あと取扱説明書には「ヤンマー重油」を使えとあった。

何よ、ヤンマー重油ってw

ググってみた。

ヤンマーのHPにH15年まで販売していたとあった。

ちなみに別のHPでは「重油と軽油の間」とあった。

なるほど!そうきたか。

A重油だけだと煤が多いので、軽油と半々ぐらいにして重油扱いにして売っていたと。

これなら免税な訳で。

もっと掘り進めて調べたら「ほぼ軽油」的な記事も

恐らく「重油で動くんや」と真面目にA重油入れたら寿命が短くなるんやろな(笑)

さて、そんなこんなで楽しい時間はあっという間に終わり。

昼過ぎに港をあとにする。

兄者を地元駅まで送り、実家によってお袋のお願いを聞いてから帰宅。

泥のように眠りました^^

楽しい事はあっという間に過ぎちゃいますわ。


来年はPSSの交換も必要ぽい。

2018年12月2日日曜日

また色々やった日曜日

今週も我が艇を愛でず、長兄の船の整備手伝い。
兄達が無事に小笠原に行ける船になるまで手伝うのは弟の務めであろう。

というかあんまりやることが無い自艇。

水タンクの整備を手伝って終了したよ。


2018年11月25日日曜日

色々やった日曜日

土曜、会社のみんなと飲んで終電帰りで朝はスロースタート。

港についたのは9時を過ぎていた。

何やらあったような。

長兄が頭カチ割ったっと兄者。

足を滑らせて角に頭を突っ込んだそうだ。

パックリ割れているのに医者にも行かず僕を待っていたのか?

そんなんええから医者に行かれたし!


大丈夫って言うので作業に取り掛かる。

今回の作業は

・HF用アンテナの設営

・HF/VUの混合器(デュプレクサー)接続

・HF用アンテナチューナー設置

・運用方法の教授


まずは既存のVHFのアンテナを外し新たに基台を設置し、アンテナを立てる。

HF~UHFまで使えるモービルアンテナ。

ロングワイヤーには劣るが、利便性を求める。

大海原に出る前に釣竿アンテナ設置したら、普段邪魔でしようが無い。

昔使っていたダイヤモンドのアンテナです。


チューナー無しでアマバンドの良い所にセッティングは終わっているのでポン付けで大丈夫。

が・・・

オケラネットは21MHzの上の方なので、ややSWRが高い。

チューナーで調整出来るようにATUを持ちこんでおいたのでセット。

無線機→ チューナー → デュプレクサー → アンテナ というシステム。

V/Uはチューナー迂回でアンテナへ。

尚、V/Uは調整箇所が無いのでバンド内は低いが、国際VHFを繋ぐとやっぱりSWRは高い。

運用できない程ではないが、のちに空いている同軸使って再設営するのも有りかな?

で、チューニングの説明すると・・・

1 無線機側でRFパワー(送信出力)を5wまで下げる

2 モードをAMにする(CWが良いけどキーが無い)

3 出たい周波数付近に合せ

4 マイクのPTTとチューナーのボタンを長押し

5 カチャカチャとリレーの切り替える音が数秒してチューニング完了

が!・・・(2回目)

チューニング途中で無線機側がチャタリング起こす。

あれ?なんだろこの症状。

配線の緩みが無いか一つづつ確認。

アース代わりのカウンターポイズも入れてある。

なのにチューニング中に・・・いや、通常送信でも一瞬SWRが上がった。

これは同軸だわ。

一本づつコネクタを触る。

するとアンテナに行く同軸が半田不良ぽい。

触るとガリノイズがでる。

半田ごてを借りて再溶着。

お!結構半田入るやん(笑)

で、再テストする、合っているところは低SWR、バンド内の高い所もチューナーで落ちる。

むりくり18に出たい時に合うか?とやっても合う。

今は無き東京ハイパワー社のHC-100AT、どこでも合うよな(笑)

これだけ良い物造ってたのに会社が無くなるとは・・・無線需要へったしな。


こんな感じで出来上がり。

昼過ぎにオケラネットの運用を聞いてみる。

八丈だか小笠原のキー局は聞こえにくいが、DU1/JA3の代理局の運用状況は非常に良かった。

RS57ぐらいでしたね。

尚、このチューナーはダイレクトにワイヤーアンテナ繋げます。

でも船内に給電点が存在するので今一つとなる。

4:1や9:1バランを用意し、同軸で船外まで出してバランから上を外にすれば良いアンテナで運用出来るでしょう。

マストを使ったワイヤーアンテナ、釣竿をつかったアンテナ、どれもこれもまずは大海原に出る事が大前提ですけどね。

普段使いには少々邪魔だし。

ちなみに、長い「コンベックス」あるのかな?と探したらあった。

樹脂ではなく、薄い鋼板の巻尺。

これをエレメントにして、マスト上から出ているハリヤードで引き上げたら垂直アンテナになるね。

なるべく他の金属線の影響を受けない位置に給電点持ってくれば。

1/4波長もメジャーだから測る必要なし、直読(笑)

ということで、まだまだ無線機もチューナーも手元にあるので一つ実験しよう。

免許?勿論ある!個人は切れたが社団が残ってる。

この冬は籠って遊べる。

実験が上手く行けば長兄の船にも!なんてね。

尚、今現在太陽活動は低く、黒点も無い状況。

2020年が極小期の深い所だが、前倒しなのやら、底が深いのか・・・

100日以上太陽が活動していないって話も。

太陽が動かないと電離層通信はどんなに頑張っても駄目ですからね。

黒点カモン!ですわ。

2018年11月21日水曜日

なかなか上手く行かない、作業じゃ無くて予定

日曜はレース艇に久々に乗る予定でしたが、諸般の事情でキャンセル。

何しようか?と思っていたんだけど・・・

本業の方が順調過ぎて生産予定がかなり前倒しになったので土曜を「代休」とした。

連休!津名か洲本か和歌山か?

なんて思ってたら、社員から食事の誘いがあった。

娘さんが結婚したので祝儀をドンっと贈った御礼の食事会に誘われた。

流石にこれは断れない。

夜の7時に心斎橋、おや?なんとまぁど真ん中な(笑)

とりあえず今週はノンビリかな。

2018年11月18日日曜日

雨漏り直し

長兄の船の窓にテープが貼られてから久しい。

そろそろ本腰入れて直したい。

「やりません」が手は貸します。(←エセ業者だしw)

「お手伝いしますよ」って言うと「やる」と反応してくれたので、作業開始!

まず窓を外す。

コーキングと窓の間にカッターを入れ少しづつ剥がす。

無理に引っ張ると窓が割れるのでゆっくり・・・のつもりが何故がパカって外れた。

これは・・・もしかしたら全然シールが効いていなかったのではないか?

のこり2枚も同じようにするも同じ。

縁がすぐに切れる。

恐らくビス止めして縁にだけコーキング材を打ったので経年劣化で切れた所から水が浸入したのだろう。

全部外して観察。

不具合が色々見つかる。

デッキ部とインナーモールドを張り合わせているのだけど、窓の部分で剥離している。

これは樹脂を流し込んでバイスで挿んで硬化待ち。

他の窓はそうでもないけど・・・あれ?なんか変。

良く見ると段が付いている。

隙間を埋めたパテが腐蝕して無くなってる?

最初はそう思ってたが、ボロボロになってた部分を綺麗にすると・・・

一部FRPを削ったあとがある。

恐らく剥離した部分をサンダーで落したんだろう。

余計に窓とハルに隙間が出来て水の浸入を許す事に。

これはいかん・・・

とりあえずコーナンプロへ。

FRPパテ買ってきて接着と整形です。

しっかりとパテを盛り、乾燥させる。


結構盛りました。

感想を促進させる為、大きな紙で裏表を覆い、電気ファンヒーターで温風を送り暫し休憩。

お昼ご飯は近くのお好み焼き屋「のぎく」へ。

ここは飲み物セルフです。

まぁ、オバちゃんが入れてくれるんだが、待てない僕らはいつも自分で入れる。

サーバーが新しくなって蛇口が三つ。

お!ハイボール追加されてるやん!嬉しい。

ほろ酔いになる前に打ち止め。

何せまだまだ作業は残ってる。


戻り作業開始。

まずはサンディング。

盛ったパテが固まったので平面を出す。

次に一旦窓を取り付け内外にマスキングする。

そして取り付け面にコーキングを伸ばし付ける。

そこに窓を貼り、ビス止め。

あとは縁をしっかりコーキングし、ヘラで整形して完了。

生乾きのうちにマスキングを剥がして完了。

3枚やったら4時半ごろ。

残りの舷は明日以降、長兄がワンマン作業に。

頑張って下さい。

2018年11月11日日曜日

誰の物?

先週取り付けたカムクリートをチェック

普通はボルト止めなのですが、今回はFRP樹脂で貼りつけた。
物凄く邪道ですが、強い力が掛からないし、万が一外れたからと言って航行に支障なし。
なにせティラーを止めるシートを止めるだけですから。
とはいえ、作業はキチンとした。
接着面はデッキパターンの有る部分に(接着面積が多い、抵抗も大きい)
デッキもパーツもサンディングして足付け、パーツクリーナーで脱脂。
そしてキチンとマスキングして接着、動かないように養生テープで圧掛けて放置。

さて、新しいロープを入れて動作テスト、普通に使えます。
ロックした状態でグッと力を入れると・・・クラッチの方が滑りました。
とりあえずこれで大丈夫。
あと、船から不要なモノを持ちかえる。
だんだんと溜まっていく荷物をどこかでリセット。
シーズンの境が良い。
夏物や冬物を入れ替える時に掃除兼ねて降ろす。
喫水が1センチ上がりました。
港にY28Sが入ってきて、最速艇の座も危ういので軽量化(笑)
その他出奔したクルーのウエットスーツも持ち帰る。
貰いものらしいが、少々サイズが小さい。
「痩せて着られるようにする」とか言ってたなぁ・・・懐かしい話だわ。


さて、そんな荷物を降ろしたら今度は車に積まなければならない。
生憎、堤防の内側は釣り客でいっぱい。
本来「関係者以外立ち入り禁止」なのですが、海は皆のモノですし細かい事は言いません。
ただ船が留っている場所はお断りしています。
舫いに釣り針が引っ掛かり、手を怪我する事案が発生しているので。
中にはデッキに錘の付いた仕掛けが残ってる。
こんなんぶつけられたらデッキのFRP剥げるで・・・かなわんわ。

車を船の前まで入れるのに釣り客が広げている竿やバッグ類を片付けて貰わないと入れない。
そこで車を入れる前にお願いに行きます。
「1時間ほどしましたら車が入りますので、通れるようにして下さい」と。
そして1時間程して車をバックで進入させる。
ところが・・・
とある男性、いっこうに道を譲ってくれません。
「何で車で入ってくるねん?」的な感じでこちらを睨みながら竿もそのまま。
仕方が無いので、車から降りてモノ申す。
「悪いけど荷物どけて下さい。船の荷物積む為に車入れんとならんので」と言いますが、動かない。
何だか徹底抗戦の構えです。
「あのさぁ、この看板読める?ここに『関係者以外立ち入り禁止』ってあるやろ?別に釣りぐらいええねんけど、あんたがた部外者やろ?こっち優先してくれんと」って辺りで仕方なしに道具を片付けた。
そのほかの人は後ろ見てくれたり、子供を大人しくさせてくれたりと、協力的でした。

海は皆のモノだから釣りしてもええねん、でもね漁師さんだってその通路を入って道具積み込むし、遊魚の船長も竿や仕掛け、燃料、餌を車で運ぶ。
そんな通路で釣りしてて、ここは俺の場所!的な態度取られたら、少々言葉も荒くなります。

まずあなた方が「釣ってはいけない所で釣りをしている」と言う事を理解して下さい。
海は皆のモノだけど、港としては漁港ですから漁船が優先、漁師が優先、船だまりを使わせて貰ってる船乗りが優先だと思うのですよ。
あと毎回ゴミを放置して行く釣り客、掃除するのも船乗りって事お忘れなく。

そのうちに泉佐野は釣り禁止になりますよ。

2018年11月4日日曜日

今日も整備

回航組は日本海から瀬戸内に入り、もう安心モードに。

先日、研削したティラーを持って船へ。

オイル仕上げにします。

オイルは荏油。

ニスかチークオイルが良いんだろうけど、港の木工達人に聞けば

「木が水を吸わないならオイルが手軽で良い、植物性のオイルは木と相性がいい」

と、アドバイス貰ったのでオイル仕上げに。


落ち着いた風合いがとても気に入っています。

オーパイ金具受け、エクステンション、ティラークラッチも取付ける。

ティラークラッチはちょっと細工。

止めネジがロープに当り毛羽立つのでネジを細工する。

半ネジの木ネジを買ってきたが、首下のネジ無し部分が短い。

なので、ヤスリで落とす。


こんな感じでネジ山が見えています。

ここにロープが擦れると傷む。


電動ドリルに噛ませ、回しながらヤスリを当てる。

(白い紙はネジ山が傷まないようにカバーしています)


切削が終わった状態。

山が殆ど飛んでいます。


中はこんな感じで、擦れても削られにくくなりました。

ちなみにコーススレッドなら4.2ミリがあり、ネジの無い部分が半分以上あるのですが、

全長45ミリってのが無い。

全長45ミリだとネジ径が3.8ミリと少し細い。

新しく穴を作るならそれもありですが、木ネジとはピッチも違うし、細いとなると埋め戻しも必要なので

今回は削って使いました。

備忘録:木ネジは4.1ミリx45ミリです。

半分以上ネジの無い木ネジが見つかれば良いんですけどね。

(コースレッドなら有ったけど)

そして、ティラークラッチのロープを留めるのに、カムクリート追加。

長めのロープを用意したので、クラッチに擦れる部分が傷んだらエンド側にスライドして擦れていない部分を使う。

反対側はフックにしてあるので、ロープエンドをスタンションにクルっと巻いて終わり。

これでテンションも調整できるので◎

養生テープは防水。

さて、来週はセーリングです。





2018年10月30日火曜日

たまには木工

ティラーのニスがボロボロになってしまったので、外して持ち帰り先ずはサンディング。

最初は手でやってたのですが、オービタルサンダーデやったらあっと言う間でした。


貼り合わせ出なく、無垢の一本物なので大切にしないと!
旧塗料剥がして分かるモノの良さ。

仕上げで悩む、光沢ニス仕上げにするかオイルフィニッシュにするか。

2018年10月29日月曜日

ウインチ整備で思った事

antalのウインチのホイールを支えるベアリングは樹脂のケージに金属ニードルだったが
どうも動きが渋い。
ケージが樹脂だし、自身が削れたカスとグリスが混じって鈍くなる。
レバーで回す時はそう感じないが、シートを引いてドラムを空回しさせる時に重く感じる。

で・・・

もっと動き良くしたい!と思って、メカトロカタログ見てたらありますやん
汎用ニードルケージ


一度測ってみないと何とも言えませんが、大きなサイズも結構な種類あるのでジャストサイズありそう。
ニードルケージ交換するだけで動きが物凄く良くなりそうな予感がします。

2018年10月28日日曜日

アンタルのウインチ整備

出航するも弱かったり強かったり、風が安定しない。
タック返して引きこんだらウインチが回らない。
あ、噛んだわ・・・

帰港してウインチ整備です。
何やってんの?って言われるんですが、デッキで分解する時は必ず箱で囲います。
ポロっと部品が落ちても回収率あがります。

では分解
必ず箱で囲います

リングを外します。
antalのウインチのこのリング、精密ドライバマイナスでちょいと浮かせてラジペンで掴んで、あとは回していくと外れます。

トップキャップはテープでつり上げる


ネジを外す

割金具外す

セルフのネジも除去

これが割金具

パカっと

部品は低い所に並べる

樹脂カラーに丸棒の簡易なローラー、回りません

中カバーのネジを外すと歯車登場。これがラチェット、自転車のハブと同じです

歯車の溝を掃除。僕は段ボール片を使う。
硬さも丁度だし、隙間に入るし、クリーナーも吸う。

これがラチェットスプリング、飛ばさないように。
分解時は囲って!

あとはグリスアップして、分解の逆手順で組むだけ。
部品は並べてあるから順序は間違わない。
というか、順番間違えるようなパーツは無いな。

概ね1時間の作業。
これでウインチは軽く回る。
やはりヨットは乗るだけじゃダメ、整備だけでも駄目。
乗るだけだと装備がヘタり、整備だけすると船底が汚れる。
バランスよく遊ばないとね。

作業中、なにやら大騒ぎ。
近くでマストに登って作業してはるわ。
聞いているとちょっと面白かったので、作業終了後にお茶飲みながら実況してました(笑)
ただマストに登ったオーナーさん、あの言動はレッドカードよ。
特殊な作業、特殊なセイル、みんな知らないんだから下準備してUPして貰うだけにしないと。
バッグも担がずでしたが、必要最低限の工具や部品は持って上がるべきですね。
登る前にセイルの端をキチンとセットし、上で使うシャックル類を自分で確認して持って上がり、
「何某を引いて下さい」なら30分で済んだ作業だと思います。
整備は段取りと呼吸合せが全てです。

あの作業に僕が呼ばれていたら、きっと思いっきり吊り上げてマストトップまでカッチカチにして、命綱外すに外せない状況で帰っただろうなぁ。

現に「降ろしてくれ」って言った瞬間に下から「暫くそこに居れ!」って言った時はお茶吹いちゃったわ(笑)

2018年10月21日日曜日

先週に引き続き、今週も(नमस्कार)


サンデーセイリングに行ってきました。

今回は末娘のリクエストです。
先週のイルカの件を教えたのでもしかしたら見られるかも?と言う事で出航。
先週と同じく、岸和田漁港の港マルシェにお邪魔する。

到着して・・・何だか騒がしい。
ライブかな?
何だか人も多い様な・・・


で、足を踏み入れると人、人、人、USJに迷い込んだか?と言う程の人。
あ、そう言えば先週なにやらポスターあったな。
大漁!親子まつりってポスターがあった。
HPにもあったわ。
大阪府鰮巾着網漁業協同組合
(済んだイベントを紹介するのもアレですが、来年に向けてご紹介)

BBQコーナーはお休みでしたが、無料開放されておりました。
出店も沢山あり、しらすのお吸い物、いわしの塩焼きが無料で振る舞われており、ステージでは歌や踊りもやってました。
歌謡ショーでは柏原芳恵さんと岡修さんが出演。

なかなか渋いし男前でしょう。
え?知らん?
知らない人の為にご紹介します。
大阪府鰮巾着網漁業協同組合の代表理事組合長です!
船で遊びに行くといつも逢えます。
理事長だけど歌手なのです!
是非、岸和田漁港「港マルシェ」を宜しくお願いします!
(次回は泉佐野漁港の宣伝します!)

娘と出店で買ったお昼ご飯を済ませて帰路に就く。
娘の希望もありセイリングで航行。

二色沖までは何とか来ましたが、パタリと風が止んだのでエンジン始動してそのまま入港。
帰り支度、メインシートとジブシートを外して持ち帰り。
少し塩抜きをしたい。

昨晩の残り湯があったので沸かし直して投入。
みどりの物体はトイレ用のパコパコ?するの。
勿論、新品から使ってるお風呂専用です。
釜を傷めるような入浴剤を使う時にキャップします。
バスソルト使うと釜が錆びちゃうんですよね、追いだきで。
(沸かしてから電源切れば勝手に追いだきしないので、これで水の行き来を防ぐ)

で、2時間ほど浸すと水が濁る。
水からあげて、洗濯ネットに入れて回す。
柔軟剤も少しだけ入れておきます。
あとは陰干しして完了。
また来週。

今回のAISログ

*タイトルのうしろはヒンディー語の「こんにちは」(ナマステ)です。
本文に入れると文字化けするのでタイトルに。
毎回、新記事を上げるとインドからアクセスしてくれているので、挨拶です^^

2018年10月14日日曜日

サンデーセイリング

久々に船を出す。
土曜夜に港に入り、船で過ごす。
静かな時間を長兄と一杯やりながら過ごす。
朝方目覚めると長兄は他艇のマストに登る。
流石、マストマスターだわ!
その後、長兄の船にゲストが来る、津名に行くか?と思ったが、気分は自分の船を走らせるだったので、途中までの伴走にした。

関空橋の現状を見る。
ぽっかりと橋が無い。
台風21号、本当に凄かったな。

で、津名止めて岸和田に行くと言うので同伴させて戴く。
兄者はそのまま関空一周へ。

岸和田漁港、鰮巾着網漁業組合(いわしきんちゃく)がやってる港マルシェへ。
残念な事に船に携帯を置いてきたので写真なし。
岸和田漁港、大阪湾のプチクルージングにオススメです。
組合長からも「皆に紹介して」と依頼されたので、ちょっとご紹介します。
市場あり、BBQ施設あり、何より船で行っても係留できます。
*基本的に漁船がお休みの日曜日だけです。マルシェも日曜開催です
港マルシェの対岸、赤線の部分、入口から少し奥に止めて下さいとのこと。
堤防挟んでT字L字の方は、契約艇の係留場所だから入らないでくださいね。
あと赤線の港内、日曜日でも漁船が出入りするので、必ず漁船優先。
徒歩4分で港マルシェに行けます。
尚、荷捌き場を抜けていくのですが、ここも日曜日でも作業されている事があるので、
必ず一声掛けて通って下さい。
お仕事優先です。

港マルシェでBBQテーブルを借り、市場で色々買って宴会開始。
焼肉、どて焼き、焼きサンマ、何よりワタリガニが激安でしたので、焼きガニ。
生きたカニを焼くのは少し気も引けます。
箸で押さえていないと暴れます。
詳しくは長兄のブログにて・・・

お酒は控えめ、お茶を飲んでた僕は宴会途中から吹き出した風にそわそわ。
南西の良い風が吹き始めてる。
これは帰り期待出来る。
セーリングを堪能しよう!

岸和田港内でセイルアップし外に出る。
「弱い・・・」
それでもエンジンは無し。
今日はセーリング!時間はたっぷり、暑くも寒くも無い。
ノンビリと母港に船を走らせる。
おや?何か沸いてる。
二色沖で海が沸いてるんです。
いわしかアジのナブラか?と思ったら、イルカ!
それも大量のイルカ、群れじゃ無くて大群。
30頭は居たんじゃないかな?
勿論、船にも近づいてきます。
離れないからゆっくり動画も撮りました。


めっちゃ興奮しました!
無線で長兄に連絡する。
みんな艇上で大騒ぎ!
凄いサプライズでした。
帰港後、皆さんを駅まで送り帰宅。
前回修理した風速計、少し手直ししたいのでコーナンに寄る。
で、家の扉開けたら「焼肉行きたい」って言うので焼肉屋へ。
(昼食ったとは言えない)
普段は飲むんだけど、今日は飲まず。
なんだろ、海に出て潮風いっぱい吸ったら酒無くてもいいやって感じ。
盆の漂流帰港から2カ月ぶりの出航でした。
港には行くも、娘と魚釣り、ハルの修理、台風対策、台風の後始末・・・と、まぁやる事多かったし、
家の方も色々イベントあったからねぇ。
あと一カ月、よい秋を楽しもう!

AISログ


2018年10月13日土曜日

風向風速計の修理 作業編

金物を使うよ

中心線に水平カット

板を切り出す

概ね目標重量

ヤスリとグラインダーで成形

ドリルで穴あけて金物セット

いつもの扇風機でテスト、タコメーターもこれで(笑)

完成

このあと振りを再調整し、エポキシを流して尾翼が動かないようにしました。
恐らくこれで「クルージング艇」の風速計としては十分役に立ちます。
レースシーンでカリカリのVMGを求めるなら、ちょっと駄目ですが。
羽根も新しい物に、電池も交換済み、さぁ海へ!

取り付けはマスト屋さんにお願いします。