2018年8月26日日曜日

ハルの修理

ハルの修理

深い様な浅い様な
影ができると深く見えるし、照らすとそうでもない。
小指の先程のパテを埋める
養生して埋めてヘラで均す。
中から見ても穴は空いていないし、クラックも無いのでパテだけで良いでしょう。
パテが硬化したら水研ぎし、もう一度周囲を足付けしFPR樹脂を塗り、硬化後水研ぎして完了。
塗装すると良いのだけど、キチンと色が合うかどうか?って事で乳白のFRPで仕上げとする。
遠目には分からないし、まぁ良いかな。
これで水の侵入は無いだろうし。

2018年8月13日月曜日

盆紀行P3

3日目の朝、生きてて良かった。(しつこい)
朝食の後、燃料を満タンにする。
昨日、オーバーヒートしたのでオイル交換をしておく。
オーバーヒートしたらオイルにもダメージはあるから。
ついでにオイル用添加剤を奢る。
エンジンさん、お疲れさまでした。
これで機嫌直してくれよ!
そしてする事も無いし、台風も来てるからとっとと帰りますか!と出発。
先導する父上が無線で「あか~ん、前にも後ろにも行かんわ」と。
はい、またドナドナです。

曳航して元に戻る。

そしてペラに絡んでいたのは「土嚢」
こんな編み込んだの、なかなか取れないよ。
僕の足と比べてもかなり大きい。
丸々のサイズが絡んだのかな。
これらもきっと西日本豪雨の時に積み上げ、流出したものかもしれないが・・・

海にゴミは捨てないで!

リペア完了後、今度は僕から出る。
海は穏やかですが所々ゴミの帯がある。
無線で注意喚起し越える。

べたの中、船を東へ。

兄者、昨日は有難うございました。

ベタだったが、関空付近から良い風、港に戻る頃には強い風に。
そして着岸、無事お盆の遊びは終わる。
となりの港のCadeau DelamerさんがAIS見ながら僕を待っていてくれた。
入港をDVCで撮影してくれていました。
兄者とはお隣同士なので順番待ちです。


帰りは高井田ラーメン食べて帰宅。
家族は僕と入れ替わりで田舎へ。
海でも一人、家に帰っても一人という生活。
これが盆である!

2018年8月12日日曜日

盆紀行P2

日は変わり12日
朝起きて南を見ると大きな雲の塊が見える。
どうも南に行くのは得策ではないのではないか?
新しい台風も発生している。
転流までまだ少し早いがする事も無いので出ましょうか?
風があればセーリングも出来ますね、目的地は津名で!と淡路島の東岸を目指す。

橋の手前まで良い風でした。
そしてこの辺りから強い反流に乗り、どんどん加速する。
風も20ktぐらいまで吹きあがる。


橋の付近で反流は止まり、逆潮となり行き足は3未満。
されど時間はたっぷり、慌てる事も無し。
風は緩い南風。
少しづつ前に前に進む。
海峡を越え、右に舵を取り津名方面に船を向ける。
で・・・この辺りから異変に気がつく。
さっきまでは波の音で気がつかなかったが、どうも排水音がおかしい。
量も少ない。
フィルターが詰まり気味?
とりあえず船に行き足を付け、無線連絡し四方を見て貰いながら船内に。
エンジンルームのメッシュフィルターが少し汚れている。
これだろうか?
一応ホースを外し息を吹く、ブクブクと音はする。
海面はそう汚くないのでフィルターなしでエンジン再始動。
少し増えたような気はするものの・・・インペラは今年交換したしなぁ。
それから暫く走っていると遂に「赤ランプ」と「ブザー」

オーバーヒートです。

後ろを見るとまだ少し水は出ているので、アイドリングで前進に入れ曳航を依頼する。
エンジンルームの蓋を開けて扇風機で送風。
兄者が戻ってきてくれてあと数百mってところで水が殆ど出無くなったのでエンジンOFF。
これが失敗。
直ぐにジブを出して南西に船を勧めるべきだった。
一応航路から外れてたので安心していたのだが、曳航準備に手間取っている間にあれよあれよと流され、航路に入る。
西から本船、汽笛が聞こえる。
これはマズイ!
昨日もそうだったが、AIS出してたのでマーチスにきっと今日も呼ばれているだろうな。
でも曳航連絡で73ch聞いていたので分かんない。
何度も何度も呼ばれてたんだろう・・・
何気に気になって索を貰う少し前に16chでマーチスに向け、「機関不良停止、間もなく曳航で出ます」と伝える。(事後連絡はアカンと仕事でも言ってるじゃん!反省)
そして舫いを受け取りクリートに結び、船に行き足が戻る。
 (心の中で海保来ませんようにって願ってた)

ドナドナ開始です。
2年前は兄者の船を曳いたなぁ。
「情けは人の為ならず」
ええ言葉ですわ。
さて、このまま曳航していても仕方が無いので、最寄りの港へ。
翼港が一番近いけどお高いのでお隣の大磯へ。
大磯も柵がされて使えないという状況を知っていたが。点検ならここでもいいか?
googleマップをスマホで見ると、大磯の南に「浦港」ってのがある。
直ぐに検索、クルージングで寄港している人がいた。
ブログ感謝です、スマホ便利です。
早速そちらに船を向け、横抱き着岸させて戴き潜る。
キングストンは10円玉ぐらいの金属に3ミリ程度の穴が数個あいているタイプなので殆ど何もつまらない。
フジツボは着くけど、いきなり全部の穴がふさがる事なんて無いだろう?
一応ヘラで擦ってみる。
一個だけ着いていた。
エンジンを掛けて貰う。
まだ弱い。
停止後もう一度完全に潜ってキングストンを間近で見ると・・・
なんやろ?なんか出てるで!
つまむ、引っ張る、ヌルヌルっと何か出てきた!
20センチぐらい引っ張ったよ!

まさかの「サランラップ」です。
ビニールは通りませんが、ラップは20ミクロン程度の厚みなので、吸い込む事は可能。
そして端が吸い込まれ少しづつ中に。
中で広がり、バルブ経路を詰まらせて水が上がらなくなった。
この後、水は凄く出た。
いつも通りです、チョロチョロ出た後、一気にブシャッと出る。
これで安心。
ほっと一息ついて空を見たら・・・

凄い!大阪方面に天然アート、入道雲です。
このまま浦に泊るのも有りでしたが、外に近い場所しか空いて無かったので津名を目指す。
風は南からの真向かい。
登りです。
波も風も上がり、船が叩く。
これで曳航してたら・・・と考えるだけで軽く失神しそうです。
 


無事に津名に入り、舫う。
風呂を含め、「今日は僕におごらせて下さい」ってお願いしましたよ。
お金で済む話ではありませんが、それぐらいはさせて下さいって気持ちでいっぱい。
「あ~生きてて良かったぁ」と思ったのは秘密です(笑)



2軒寄ってから父上の船で宴会し、いつの間にやら散会して就寝。
こうして2日目の夜を迎えた。

ほんま、生きてて良かった。

2018年8月11日土曜日

盆紀行P1

今年は長兄が参加出来ないけど、やっぱり毎年行ってる四国香川の三本松を目指す。
仕事が終わり、前入りして早朝出発する事に。
但し台風の影響もあるので、どうするか?
一応三本松、届かなければ湊で翌日に鳴門越えて行こう!という事で決着し、日の出と漁船の出航終了を待って出発。
穏やかな天気です。
風も無くベタベタ。
明石海峡手前でブルーラグーン艇「父上」と合流。
行き先は翌日の天気もあり、淡路島富島となった。
翌日は湊か?
明石海峡を潮に乗って入るも、橋を越えた所で強い反流に捕まり行き足不足。
これは富島で正解だわ。。。


富島の手前に大きなキティちゃんの建物が出来ていた。

到着後は船でまずはいっぱい。
その後潜ってペラ点検。
誰も何も巻き込んでいない。
でも、少し業者と父上の船のペラにフジツボがあったので木ヘラで取っておいた。

あとは上から船を見ながら風呂に入る。
旧通りを歩き、酒屋で酒を買いこみ、「思いつき」で一杯。
港近くにお好み焼き屋が出来ていたので寄ってみたが・・・
再訪は絶対にない。
理由は色々あり過ぎて書けない。
こうして初日は終わる。


2018年8月1日水曜日

台風は去りました

今回の台風12号、東から来ると言うわ、直撃だわで・・・
仕事の合間に港へ行き、セイルダウン。
いつも台風対策をすると逸れるというジンクスを信じて。
ヘッドセイルを降ろす、オーニングも外す、ドジャーの窓部を解放し風が抜けるようにする。
左右スターンを隣の艇と繋ぎ、最後は鳥よけフクロウも収納。
これで大丈夫だろう・・・


が、残念な事に台風直撃。
逆からくる台風、僕のジンクスも裏をかくべきであったか。
何もせず放置しておけば逸れたかもね。
とはいえ、万に一つ降ろさずに何かあった場合、盆の休みがパーになるかもと思うと対策はしておきたい。
台風対策だけは無駄になっても「良かったわ」と言える訳で。

さて台風一過の日曜日、近くの市民プールへ。
駐車場の入口に車が止まっています。
あら、混雑してんの?
と思ったら、当日台風の後片付けで12時開園、その30分が勿体ないからと路上駐車する人達。
なんだかなぁ・・・
とりあえず前へ行き、駐車場へINして待つ事10分。
開園予定より早目に開けられたおかげで屋根のある休憩場所を楽々GET、いつもなら無理なんだけどね。
子供達も大喜び。
「台風やからパパは海にいかへん、ラッキー!」って。
そんな事言うなよ。
さて、今週は亀岡に。
海に行けないのでどこかでセイルをセットしに行こう。
盆は11日から南へ西へ向かいたい。