昔々、あるヨットのエンジンが壊れた
どう壊れたかは分からない
なんてことは無い、ネット(MIXIとかいうの)での繋がりで相談された他都道府県の方で
燃料入っているけどDエンジンが掛らないという相談でした
実物見ていないので幾つかの質問をした
・燃料切らした事無いですか?
・燃料のエア抜きしました?
・圧縮あります?
と。
回答は・・・
>燃料は切れた事が無い、エア抜きのやり方は知っているしやった
>圧縮が有るかどうか、どうやる?
・デコンプレバーが起きていない事を確認する
・Vベルトの掛っているプーリーの真ん中にレンチを入れて『ゆっくり』回して
・突然重く固く感じれば基本的に圧縮あります
・スコースコーと簡単に回ると圧縮抜けています
>回すと重い、物凄く固く感じる
・圧縮はあるしエアーも抜けているなら、あとは噴射ポンプが噴射ノズルですが
・測定器が無いと正しいタイミングで吹くかどうか分からない(ノズル)
・外してエンジン屋で既定圧に調整
・ポンプから燃料が正しく吹いていない可能性もあるので、配管外し吹くかどうか見る
>ノズルは新品に交換してある
>噴射ポンプは分解しても何も問題無かった
【>噴射ポンプは分解しても何も問題無かった】
はい?そこばらしたの?
燃料噴射のタイミングが変わっているはずなのでシムで調整
というか、どこまでばらしたんですか?
>全部バラして部品図見て組んだ
・ギアのマークとか合わせました?
>分からない
・かなり精密でキチンと各部品の方向を合わせないと動作しないし
・噴射タイミングはシムでするのでタイミングがズレていたら足す減らすで調整です
>もうこれ以上予算掛けられないので噴射ポンプ直してください
・無理!そこは触らないんです、自分
こうして彼は船屋でポンプ修理をしたのかどうかは知りません
そこで切れてしまったので。
相手が切れて、こちらが切られるという後味悪い奴
以後、他の方に頼まれても基本的に見ない
その人のお人柄を知ってから触る
もうね、「来て見て」って言われた時は驚いたわ
交通費ナンボかかんねん!って(笑)
まだヨットのってはるのかなぁ?