2024年9月9日月曜日

もう10年以上経ったから・・・

 昔々、あるヨットのエンジンが壊れた

どう壊れたかは分からない

なんてことは無い、ネット(MIXIとかいうの)での繋がりで相談された他都道府県の方で

燃料入っているけどDエンジンが掛らないという相談でした

実物見ていないので幾つかの質問をした

・燃料切らした事無いですか?

・燃料のエア抜きしました?

・圧縮あります?

と。

回答は・・・

>燃料は切れた事が無い、エア抜きのやり方は知っているしやった

>圧縮が有るかどうか、どうやる?


・デコンプレバーが起きていない事を確認する

・Vベルトの掛っているプーリーの真ん中にレンチを入れて『ゆっくり』回して

・突然重く固く感じれば基本的に圧縮あります

・スコースコーと簡単に回ると圧縮抜けています


>回すと重い、物凄く固く感じる


・圧縮はあるしエアーも抜けているなら、あとは噴射ポンプが噴射ノズルですが

・測定器が無いと正しいタイミングで吹くかどうか分からない(ノズル)

・外してエンジン屋で既定圧に調整

・ポンプから燃料が正しく吹いていない可能性もあるので、配管外し吹くかどうか見る


>ノズルは新品に交換してある

>噴射ポンプは分解しても何も問題無かった


【>噴射ポンプは分解しても何も問題無かった】


はい?そこばらしたの?

燃料噴射のタイミングが変わっているはずなのでシムで調整

というか、どこまでばらしたんですか?

>全部バラして部品図見て組んだ

・ギアのマークとか合わせました?

>分からない

・かなり精密でキチンと各部品の方向を合わせないと動作しないし

・噴射タイミングはシムでするのでタイミングがズレていたら足す減らすで調整です


>もうこれ以上予算掛けられないので噴射ポンプ直してください

・無理!そこは触らないんです、自分


こうして彼は船屋でポンプ修理をしたのかどうかは知りません

そこで切れてしまったので。

相手が切れて、こちらが切られるという後味悪い奴

以後、他の方に頼まれても基本的に見ない

その人のお人柄を知ってから触る

もうね、「来て見て」って言われた時は驚いたわ

交通費ナンボかかんねん!って(笑)

まだヨットのってはるのかなぁ?


2024年8月26日月曜日

台風対策

朝4時起床→港へ向かう

暑いのも嫌だが、娘が都道府県代表の練習会がある為、送迎しなきゃ!

という事で早朝作業



ヘッドセイルを降ろす

ドジャー外す

オーニング外す

メインはバッグなのでヒモ巻き

デッキ排水穴清掃

フェンダー増し増し

ミジップから増舫

可能な限り後ろへ引き

スターンは両側と接続

バウには金毘羅さんのお守り!


ここまでやったら悔いは無い

というか、毎回逸れるとか弱くなるとかで「無駄になったね」と言われる

それは本当に褒め言葉よ!

2024年8月21日水曜日

新潟へ

 ヨットとは全然関係なくて

娘が全国大会に出場という事で応援に新潟まで

成績は振るわなかったけど、本人が何かを見つけられたので良かったと思う

ひらめきや発見は大切です

そこから出来るかどうかは自分次第だし

親は口挟まず見ておく




新発田に泊ったので公園で見たD51や大倉喜八郎氏の別邸、諏訪神社をパチリ

今時は試合の写真をSNSやインターネットでの公開を禁じられているのでそちらは無し

ルールは守らないとね!

2024年8月7日水曜日

暑中お見舞い申し上げます

 気持ちは遠くへ行こうとするも、あまりの暑さに毎回挫折

免許更新終わって、7/27・28でどこかに行こうと画策するも暑さでやんぺ!

8/3・4なんて行く気満々で出航し、関空南で微風になり暑さに負ける

1時間で1Lの水分が消えるぐらい暑い訳で・・・

まぁ涼しくなるまで我慢

あまりにも暑過ぎる

数年前はお盆にどこかに行ってたが、今と暑さが違うんじゃない?

ここまで暑い事無かったと思うんよね

盆は前半だけ乗って後半は全国大会の応援

9月になって暑さが和らいだらどこかに行こうと思う。

というか、多分暑さへの耐性と体力が無くなったんだろうなぁ・・・




はい、ここで問題
ここまでに「暑」は何回書いたでしょうか?(笑)

2024年7月16日火曜日

今年は大切に船底を守ってきたのだが・・・

 なるべく出航回数を増やし、遠くに行かない日でも30分は最高速度で走る。

そうやって船底を綺麗に保っていたのだが・・・

6/29に出たのが最後・・・

3連休は雨で全然駄目!

というか、その前に娘が全国大会への切符を手にしたので、その挨拶回りや

準備に追われてバタバタ

お盆はロングの予定がお盆休みそのものをズラして全国大会に合わせた。

親バカやなぁ~と言われるかも知れないけど、全国ですよ?

何回も何回も勝ち上がっての選抜ですから、J/24の全日本と比べちゃいけませんわ

あ、昔出たんですよJ24の全日本に。

さてそんなこんなで8月末まで、船底は無事だろうか?

無理だよね~

何とか2週に1回は時間を作るぞ!


で、これのテストもまだ出来ていない

どこの家にでも必ずあるレバークランプ

ストッパーを外し逆に着ける

こうする事で、開けることに使える
滑り止めのゴムまで付いているぜ
そう、これをプーリーとオルタネータの間に入れて・・・
コキコキしたらビシッと広がるんではないかと閃いたが、行くチャンスが無い!
誰か代わりにやってみませんか?



2024年6月19日水曜日

最近よく聞くトラブル

画像は使いまわしですw

ヤンマーのGM系で色々聞くのが
  • カーボン噛み
  • シリンダ内水混じり
  • 排水に油が混じる
カーボン噛みは今回の整備でやった感じ。

今現在、港の中の艇が同症状ぽい。

去年だったかは排気ポートに穴が開いてエンジンオイルが噴き出す。

2GMの特有の症状ですが、長兄のヘッドではポートは綺麗だった。

前に書いたかどうだか忘れたけど、ミキシングエルボが腐食すると海水がシリンダ側に

逆流してそれが腐食の原因になる。

どんどん腐食が進み、肉が薄くなり最後はポロっと穴が開く。

長兄のエンジンは綺麗だった。

しっかりと燃料を油水分離させ、湿気が溜まらないように熱を入れている。

車の性能維持でたまにエンジン駆けるってのが有るけど、エンジン内部の水分が蒸発するには

100度越えないと駄目らしい。

なので、暖機程度ではなくある程度しっかりと回した方がエンジンに優しいと。

あと、水混じり。

ジンク管理と定期的なヘッドパッキン交換かな。

ヘッドパッキンからの漏れ→気筒間が腐食し圧縮漏れ→ヘッド交換って船を知っている。

ヘッド側なら修繕出来たのに廃棄したとか・・・勿体ないなぁ

もう一つ、自動車系動画見ていて「ああ、これが原因かもなぁ」ってのが有ったが

それはここでは書けないなぁ、色々あって。

という事で、次は自分の船のヘッドパッキン交換とバルブすり合わせ!

涼しくなる秋の話~

 

2024年6月17日月曜日

ケミカルのお話

 自分で整備したいと思う人用の記事

今回の整備で「絶対にお勧めしたい」ケミカルがこちら

ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー 500



泡タイプで使いやすく、かけるだけで見る見るうちにカーボンが溶けだす

原付イジリから始まった自分の発動機(エンジン)人生、略してジンセイの中で最強です。

最強過ぎて臭いや成分で若干ハイになる気もしますので、換気だけはしっかりと。

軽いカーボン噛みなら分解せずに、排気ポート・吸気ポートを閉じて、中に噴射したら

バルブ噛みしたカーボン溶かすだろ!って勢い。

実際、バイクに吸わせてカーボン噛み解消しているyoutube動画もある。

GM系の場合1GM以外は多気筒なので色々大変だとは思うが・・・

圧縮上死点でどこに逃がすか?

噴射ノズルだけど、アンチチャンバあるからお掃除大変!

まぁ、分解清掃時にどうぞって感じかな。


次は



こちらは燃料添加剤

この性能はyoutube等にかなり上がっています。

勿論、これ以上に性能の良い物もあるようですが、値段や国内メーカーという事でイチオシ。

自分のエンジンにも何度か入れています。

ガソリン・軽油併用出来るのが良い。

但し、あまりに古いエンジン・メンテナンスしていないエンジンに入れると、

ボロっと剥がれてそれが噛んでしまって不調って話もあるんでお気をつけて。