2022年2月28日月曜日

メンテナンス明けの回航

 和歌山でメンテナンスが終わったので泉佐野まで回航です。


今日のメンバーは3兄弟と前オーナー氏

予想では晴れ北西の風、10mほど。

メカさんに挨拶して舫を解き10時前に出航。

出たら・・・あーまた酷い波や。

2ポンメインに機走、風はほぼ真正面から。

やや南に落としなるべく波を正面から受けないようにして・・・

時折、2m以上の波がやってくる。

スプレーでドジャーが真っ白になってきたよ。

加太瀬戸通過までの我慢だろう。

で、「波~」って言った瞬間に、バウが波頭に突っ込み、掬いあげ。

折りからの正面の風で水は真上からシャワーのように降り注ぐ。

うわぁ。。。

今日、回航終わったら焼酎お湯割り梅干し入り飲んだるねん!

と、ゴール後を思いながら船を走らせる。

2時間ほど走り、加太瀬戸へのアプローチポイントで長兄に「今日の潮は?」

『見てません!』

逆潮でもいつものコースを走れば大丈夫。

沖の島・地ノ島が壁になり風も波も段々と穏やかに。

遊漁船も島の周りにちらほらと。

反流に乗ると7kt以上出るので加太瀬戸の通過も難なく。

通過後、関空方面へ船を向けるとアビーム!波も小さくなってきた。

メインのリーフを解除し、ジブを出し、セーリング開始。

エンジン音のない静かな時間が流れる。

燃料計は1/4残量を切って赤いゾーン。

給油口が風上なので入れようか。

今回から軽油を灯油に変更する。

灯油添加剤が1Lで2500円。(灯油200L分です)

32円安い灯油を使うと、軽油より19.5円安い燃料となります。

ちなみに、何故使うかと言いますと・・・

アホの人が燃料ぶちまいて殺人をやったので、燃料購入が大変なのです。

いつものスタンドに買いに行くと「1回20Lまでならポリタンでも売ります」と。

え?毎回60L買うんだけど

「3回来てください、都度名前書いてください」って。

ほぼ同じ成分の灯油なら無記名・買い放題なのに。

って事で、灯油に変更。

普通のポリタンで買えるし。

灯油は軽油よりセタン価が低いので、そこも上げる商品を選択。


セタン価上げない商品なら2000円で買えますが、パワー不足は嫌なので。

アマゾンで買えるのも尚良し。

で、和歌山から入れるのはちょっと・・・

ってことで、話は戻って佐野に近い関空付近で給油。

ここなら何かあってもセーリングで帰れるし。

給油完了後、風も落ちたのでエンジン始動。

1時間ほど機走しましたが何の問題も無く。

無事に帰着。

片付けは簡単にして、駅へ!

駅前のお店で冷えた体に少しだけ燃料入れます。

「焼酎お湯割り梅干し入り」

願いは叶い、良き回航となりました。

さて・・・今年は海水温が低いといいなぁ。








2022年2月14日月曜日

回航と家族孝行と機器の検証

 船底塗装の為、和歌山へ回航。

今回は前オーナー氏が乗ってくれました。

風は15kt程度、大阪湾は少々波高し。

それでも先週に船底掃除して戴いたので、5.7ktで南下。

3時間、1030に加太瀬戸を通過。


その後、東に向けるとほぼ魔追手。

艇速は5kt、風速計は10~12kt、たまに15kt。

まぁまぁ吹いていますが、追手なので楽々。

1220にオケラにチェックインしてから入港。

さて・・・

普段ならここでバスに乗って駅前で飲んだくれて帰るんだけど、今日は泊り。

オーシャンビューのホテルを予約しました。

末娘の卒業旅行ってことで家族は電車でやってきた。

氏はそのまま電車で帰阪、申し訳ない。


ポルトヨーロッパと黒潮市場で遊んでいる間に、僕の船は上架。

船底を見に行きます。


丁度、キールの中央からややポートサイド付近に超音波振動子を付けていますが

スタボー側も付着はかなり少ない。

けども!バウとスターンは結構付いている。

今、1ch運用だけど、近いうちに2ch運用にし、バウ寄りスターンより斜交い設置する予定。

まぁまぁ効果あったので良いんじゃないかな?


ブログサーチで「超音波」を検索してもらえれば色々出てきます。

整備屋の社長に話したら「お!おもしろそうやな!俺xx(魚探メーカー)知ってるから

試作機作ってウチで実験せぇって言うわ」とその場で電話してた(笑)

国産が発売されたらええなぁ。

夜は家族とご飯食べて、黒潮温泉に入り、フェスタ・ルーチェ(電飾祭)を堪能。


電飾はいいねぇ、電蝕は怖いけど。

で、翌朝家族は陸路で帰阪。

僕は・・・整備の終わった長兄の船に乗り大阪へ。

ほぼ無風やん

のんびりと回航を味わいました。

次回は船底塗装上がった自艇を取りに行く。












2022年2月7日月曜日

回航準備

 無事に船検も終了し、シーズン前のお化粧直し、そう船底塗装です。

海水温の高さから、秋にはペラにびっしりとカサネカンザシ。

まるでコロッケのようなプロペラでした。

とりあえず機走で4ノットは出てくれないと、和歌山まで回航できません。

流石に潜ると言う訳にもいかず、船底のフジツボだけでも落としておこう!

と、M氏に協力してもらって、船底にロープを潜らせてゴシゴシと。

海藻がペロペロっと剥がれます。

これでちょっとでも艇速上がってくれるかな?

てなことをしていましたら、Kさんが「今日、引っ掛けてしまった舫をダイバーに解いてもらう」と。

ペラだけでも擦ってくれませんか?とお願いしたら、「いいですよ」と。

午後になるとダイバーさん登場。


10分足らずで引っ掛っていた舫を解く。

「まだタンク3/4残ってるから」とペラだけでなく、船底やキールまでゴリゴリっと。

デッキに振動が伝います。

おぉ、これで5kt強、上手くいけば6tk近く出るんじゃない?とニヤニヤしちゃったわ。

ドライスーツかと思ったら、2ピースのウエットなんだって。

でも、水は入ってこないらしい。

欲しいなぁ。


ダイブするダイバー氏。

ありがとうございました。