2021年7月28日水曜日

YA修理の続き

 何もしてませんが、修理完了。

オーナーさん、結局造船所に持って行きました。

どこまでの作業をしたか説明されると・・・

造船所のオヤジさんがポートからエンジンオイルを注入したらしい。

?!

なんですか、その作業。

聞けば、圧縮の最後の最後で少し漏れているそうな。

カーボン噛みで正解、ヘッド分解して洗浄とバルブシートの当たりつけも正解。

ただ、研磨剤の手持ちがなく、貰ったコンパウンドでやったので少し荒かったらしい。

パッキン代わりにエンジンオイル入れて密着を高め、エンジン動かせば当りが出るらしい。

驚いた!

流石、本職ですね。

ただ・・・

YAのガバナの動きは2ミリぐらいしか動かなくて当たりまえ。

先にガバナを交換した、とある船屋さんの作業がおかしくて、

ワイヤーのジョイントは正規に戻したとか。

で、快調にエンジンは復活し、今はキチンとエンジンがかかるらしい。

学校のテストなら70点ぐらいか。

ひっかけ問題にやられたー!

基礎問題は解けたんだけどね(笑)

これで一つスキルが上がったという事で、良しとしよう。


ただ、一個だけ言訳させて!

結構古いエンジンでバルブシートにも小さな凹みがあった。

「これ以上取ったら、バルブに段差出来んじゃね?」と言いながらそこで止めた。

弱気が欠点でした。。。

噴射ノズルの圧を適正まで上げたけど、あれを上げていなければ早目に点火して

始動していたかもしれませんなぁ。


漁師相手の老舗造船所はやっぱ凄いわ。