2019年3月31日日曜日

和歌山から回航

紀州路快速1番に乗り、和歌山へ。

駅に降り立つと結構寒いし、風も強い。

バスでマリーナシティに到着すると・・・

海は真っ白じゃないか!

さてどうする?

とりあえずシャフトシールのエア抜きや暖機とオイル量の点検を済ませる。

1時間経つも海況に変化なし。

最悪の場合、もう1週間預かってもらえないか?とハーバーマスターに相談。

何とかOK貰えて一安心したら風が落ちてきた。

とはいえ、20ノット弱。

ただ、無茶なブローが入らないので行けると判断し出航。

『アカンかったら帰ってきますわ』と言って出航。

海南を出て直ぐは波が高かったが、水深25mを越えると「普通の波」

空は快晴、風は真登り、エンジンで進む。

友ヶ島を抜けたら穏やかになり、セーリングで帰れるんじゃない?なんて話しながら友水を抜ける。

そこに待っていたのは・・・!

紀伊水道とはちがって「なんだこれは?」という波・うねり、そして風。

多奈川の発電所が横に見える頃から波が大きくなり、サーフィン開始。

僚艇が時折マストだけ見える、そんな感じ。

大阪湾でこれだけ荒れると流石に釣り船はいない。

本船も少し。

結局、関空東側を越えてもうねりと波は打ち込み、最難関「港前」では一気に浅くなるのでドンブラコ。

定刻通り入港・・・あれ?早くない?

思ったよりスピードが出ていたみたい。

ささっと片付けて、駅前で飲み会開始。

良き一日でした。


2019年3月29日金曜日

この何年か・・・

色々お手伝いしました。

メンテナンスから修理まで。

記憶に残る事を書き出すと・・・

Y艇
・スタンション修理
・ワイヤーアンテナ設営
・窓の入れ替え
・清水タンク修理
・配線修理
・ブームにアイ増設
・オーパイ設置

B艇
・エンジンマウント交換及びシャフト周り
・バング金具修理

F艇
・ハルの欠損緊急修理

L艇
・サブバッテリーチャージャー設置
・オーパイ修理


Y艇・B艇は兄ですからナンボでもお手伝いします。

F艇は僕のヨットの師匠ですから困ったらお手伝いします。

L艇は何かと僕を気にかけてくれるのでお手伝いします。

で・・・

うちのWOZが最近ヤキモチを焼いているようです。

「あんたさぁ、うちにも構ってよ」って。

排水バルブが悪いのは知ってる。

それは本職にお願いした。

だって、上架しないと喫水下にあるから交換出来ないんだよ・・・

エンジン始動すると少し白煙が出る。

機走中も少し気になる。

オイル下がり(バルブ側からのオイル漏れ)の場合、始動時とアイドリングで白煙が出て、

オイル上がり(ピストンリングの遊び大)の場合、高回転で白煙が出る。

症状的に両方なんだよね。

去年、サランラップ吸いこんでオーバーヒートして緊急的にオイル交換し、ケミカルを添加してからだ。

もしかして、ケミカルがエンジン内部の汚れを剥離させそれが上がってオイルリングに噛んだ?

となるとピストン抜いてメンテしか無い。

バイクみたいにエンジンブロックとシリンダブロックとヘッドに分かれるなら自分で出来るんだけど、

ヤンマーの2GMはブロックとシリンダが一体、ライナー式。

エンジン下ろしてフルメンテしかないかな。

と考えるも、まずはオイル下がりを直そう。

1GMは自分でステムシールの交換をやっている。

その時にシリンダライナーに傷があるかどうか分かるし、

カーボンが噛んでいるならカーボンを溶かす溶剤で多少のメンテナンスも出来る。

あと、オイルを少し硬い物に変えようと思う。

10w-30を使っているが、20w-50に変えてみる。

粘りが強く始動性が落ちるかも知れないけど、上がり防止にはもってこい。

あと当分は100時間と言わず30時間でフィルター含めてのオイル交換。

そしてヘッド整備して様子を見る事にする。

始動も回転も悪くないので「多少の白煙は出る」と思ってしまえばそれまでだけど

気になる物は気になる。

パーツは直ぐ手に入るし、作業工具・時間もたっぷりあるGWにやろうか?と思ったが

「みせてや、作業」と言われたので、長兄が小笠原から帰ってきてからだな。

初夏の話になる(笑)

キャビン内暑いできっと!


2019年3月28日木曜日

お化粧直し完了

マリンクラフトさんにお願いしていた船底塗装作業が完了です。

思ったほど船底にフジツボは無く、剥離も無かったみたいですね。

ただ、ペラにビニール袋が巻いていたみたい。

ここ1年、海の中の浮遊物に絡まれる事が多い。

絡まないでほしいわ・・・


濃紺からスカイブルーに


綺麗に仕上がっています



ペラも綺麗、ジンクも新しくなしました。

帰るまでに追加作業で洗面台の排水バルブを新しくします。

シンクの方は交換済みなので、あとはトイレの方かな。

トイレ側のバルブは交換された跡があるので、まだイケるかな?

あとは回航するだけ!

2019年3月24日日曜日

まずは1艇回航

6時半に出発。

駅に着いたら、関空快速が来たので飛び乗る。

水も食料も買っていない。

90分、飲まず食わずだな。

で、バスも5分で乗り換えしないといけない。

買い物する時間が無い!

なので、長兄にお願いしてお茶・水・おにぎりをお願いしておく。


このバスに飛び乗ってから分かった事、10分後に出る別路線のバスと到着時間が殆ど変わらない。

買い物時間があった訳だ。

マリーナシティに到着してバスを降りたら、直ぐ後ろにもう一台のバス・・・

慌て損しちゃったわ。

ハーバーに到着し、マリンクラフトのマスターに挨拶。

使える作業エリアの関係で長兄の船と入れ替わりで兄者の船が上架される。

スカンピは綺麗な船底になっていた。

僕の船は兄者の船と入れ替わりで塗装となるので、2艇の回航は来週。

10時に出港し、佐野へ。

艇速はいいですねぇ、船底が綺麗だとぐんぐん走る。

とはいえ、風が北西より吹いているので真登り、いつもの事です。

友水を抜け大阪湾に入ったらセーリング出来るだろう!と思ったら、まさかの凪。

仕方が無いです。

凪の中を船は滑っていく。

到着して諸々片付けをし、駅へ。

泉佐野市が運行している無料のコミュニティバスに乗ってみた。


歩いてもあんまり変わらないなぁ(笑)

でも、このバスのおかげで美味しい店に辿りつけた。


駅の北口にバスが着いたので、駅前を散策するもどうもビビッとくる店が無い。

王将でも行って軽く・・・おや?この通りはどうだろ?と横道にそれる。

数軒のお店があるも殆どが日曜定休。

その中で仕込み中のお店があった。

少し開いた扉に声掛けすると、「17時から営業です。どうぞお入り下さい」と少し早いが入れてくれた。

さぁ、宴会の始まりだ!


「よだれどり」というなの一品

やきとりだけではなく、おばんざいや一品料理もある。

看板娘も素晴らしい。

なんだかんだと開店から19時ぐらいまで飲んでましたが、その間にお店は満員。

地の人が来る時間だろう、僕らはここで御愛想しましょう。

南海電車に揺られ天下茶屋、新今宮、難波。

三者三様、別路線で帰宅。

来週は僕と兄者の船の回航予定。

良い天気だといいなぁ。

そして港に着いたら片付けして、頃合い見てまた焼鳥屋さんに行きたい。



2019年3月21日木曜日

オートパイロット修理(FUSO FP-1200 / YAMAHA YP-1200) 修理完了編

和歌山に回航した船の中に本体は置いてきた。

丁度、長兄がマリーナシティ迄自艇のメンテナンスに行っており、「帰りに持って行こうか?」と

気を利かせてくれましたので、甘えて運んでもらう事にした。

届いた本体に修理済みの基板を入れる。

ネジ止めし、配線コネクタを差し込む。

スイッチパネルのフィルムを見ますと、タクトスイッチの軸が当たる部分が膨らんでいる。

目には見えませんが、多分水が通る程の亀裂があるのだろう。

防水パッキンをキチンと嵌めて、ボディもネジ止め。

さぁ、ここから通電です。

一応、基板の中の電線とコネクタの端子、電源線のカラーを確認。

これって大変重要な確認事項です。

「赤黒なら赤が+、白黒なら白が+」って配線するのが一般的ですが、世の中には逆にしている人もいますので。

さて、定電圧装置の電圧を13Vに設定しスイッチON。

少し長めにボタンを押すとランプが光り、ロッドが定位置まで出てきた。

「いけてるね!」

+1-1+10-10のボタンをチェック。

全部、押した分だけロッドが出て本体を動かすと戻る。

方位ユニットも問題ないみたい。

フィルム配線が切れていたら?と思いましたが、それも無かった。

内部はかなり綺麗、ほぼ新品みたいでしたからね。

流石made in japan、昔の『本物』日本製は凄いわ。

では最終的にAUTOにして動作チェックしましょう!

動画撮るので長兄に動かしてもらった。


キチンと修理完了。

依頼者に渡したいところだが、長兄経由で預かったのでこれまた長兄経由でお返しです。

メールで連絡したら「何か欲しい?」って聞かれましたが、僕は本職じゃないので部品代程度でOK!(笑)

『じゃあビールで!』

ありがとうございます!!

そしてそのビールは長兄の船に積んでしまおう。

もうすぐロングに行かれるので餞別に。

なんだ、このわらしべ業者は^^


修理完了!

2019年3月19日火曜日

オートパイロット修理(FUSO FP-1200 / YAMAHA YP-1200) 基盤修理編


思ったよりも早く部品が届きました


部品を差し込みます


半田付け

流れて隣とショートしていないかテスターで調べ、問題が無かったのであとは本体に取り付けて動作テストです。



2019年3月18日月曜日

オートパイロット修理(FUSO FP-1200 / YAMAHA YP-1200) 下準備編

オートパイロットの修理です。

ヤマハ YP-1200って型番のオートパイロット。

元メーカーはFUSO、少し前までは中野エンジニアリングが運営し、NFUSOブランドを展開、

今はFUSOエレクトロニクスとなった。

FUSOを支えた中野エンジニアリングも2017年に負債を抱えて倒産。

その前に魚探の事業部を分社し別会社にしたのでブランドは残った。

なんて流れもあって、今現在古いFUSO製品は修理が効かない。

自分が使っているGPS魚探も海外製を国内事業者が自己ブランドとして売っていたが、

偽ブランド販売で会社が無くなり、修理が出来なくなった。

13v給電しても内部では11vと判断し、動作が不安定に。

機械自体は24vまでそのまま使えるので、昇圧回路で15vとし入力すると13vとなり安定。。。

まぁ、そうやって延命して使いたいと思うほど、マリン関連の用品は高い。

桜マークになると「ボッタクリ」としか言えない訳で。

閑話休題

さて、そんなメーカーすら修理してくれないオートパイロットをマリンショップに修理依頼されたが、

マリンショップは電気屋じゃないから修理はメーカーに出す。

メーカーは直せませんってなると・・・

何故か僕のところにやってくるのが佐野界隈。

あ、電気屋じゃないんですよ、学校も文学部卒です。

パナソニックの設計士だった某氏に言わせると「あんたの文学部卒は嘘やろ」と。

それぐらい電気や機械が好きなんですよね。

その道を志したが・・・まぁ、その話はおいといて。

直ぐに話が逸れる悪い癖。

まずは修理依頼の内容ですが、「電源線まで電気は来ているのにONにならない」でした。

概ね、これでスイッチを疑う訳です。

まずは基盤を取出し、テスターを当てる。

押しても通電しない。

まぁ、これっぽいね。

では老眼鏡をかけ、スイッチを外しましょう。

半田吸い取り線で吸わせる。


何やら白くなってますね、パーツの挿入穴。

外した部品を拡大します。


スイッチの足が腐ってる!

ってことは水が入ったんじゃね?



外した部品と半田吸い取り線

スイッチは1個買っても10個買っても送料考えたら同じ値段です。

どうせなら保全の兼ねて全交換しよう。

これであと20年は使えるだろうし。


軸は3.5○


ベースは5.6□



Hは7

アマゾンで6x6x7が見つかったので買う。

2日もあれば届くだろう。

部品を外して基盤を見ると・・・これは!


このテスターの棒の辺り、パターンが変色しています。

スイッチの足といい、パターンといい、よくないね。

やっぱ水を疑います。

このパターンについては導通があるので無理に剥がして処理せず様子見。

ジャンパ線一本入れたら良いので、動作確認まで触らない。

といことで、スイッチが届いたら半田付けして、船に置いてある本体と繋げて動作確認。



水の件がどうも気になる。

水が入ったかどうか確認しよう。

まずはタクトスイッチの蓋を開けます。

4点のボッチをナイフで切り落すと蓋が外れます。


小さい○がボッチ


ほら、腐蝕してる。

通電により接触して接点が焼けたって感じじゃ無い。

確実に水だわ、白いし。

ちなみに、このFUSOのオーパイ、洗濯機などに使われるフィルムの下にスイッチがあるタイプ。

そのフィルムが劣化し細かなひび割れが入るとスイッチに水がしみる。

カバーの方を確認していないけど、その可能性は大。

修理完了したら、オーナーさんには「防水して使って欲しい」と伝えるしか無いな。

100円ショップで売っているスマホの画面に貼るフィルムでも貼れば良い訳で。

これまたどうでもいい話ですが、raymarineのオーパイのスイッチはTVのリモコンとかと同じで

「メンブレン」というタイプ。

これも防水じゃないです。

というか、FP-1200は一応防滴仕様。

もう一方は違うからね!雨の日や荒れた日はカバーしないとね。

僕もカバーしています、ロッドまでガッチリと。

絶対に入らない仕様。

人には見られたくないけどさぁ。

次回、半田付けにつづく。









2019年3月17日日曜日

和歌山へ回航

そろそろ船底が汚れてきた。

春先にやっておくとシーズン中は殆ど汚れが付かないので一安心。

ということで本来なら堺に行くんだけど・・・

去年の台風でコンプレッサーや高圧洗浄機が海水に使ったとかで、ドックはもうヤル気が無いようだ。

で、普通なら「自分で塗れば?」なんだけど、本業の休みがほぼ日曜だけなので業者任せ。

「船底は自分でやって、エンジンは業者やろ。逆やん」って声も聞こえそうだが。


さて、そんなことで和歌山へ回航。

前日入りし、飲んで早寝して早出しよう!と言ってたが、なんだかんだで23時まで痛飲。

でも、4時前に起きてご飯食べてコーヒー飲んで暖機。

少し明るくなった所で出航。

なにせ天気予報では午後から大崩れだもんで。


荒れ予報の時はいつも2ポンです。

凪っていても先の準備です。



橋を越えたら太陽が出てきた。

このまま晴れたら良いのに・・・

しかし、淡路島方面は雨っぽい。

途中、排気に混ざる白煙が気になる。

水蒸気か白煙か?気温が低すぎて分かんない。

一応、冷却水フィルターの詰まりもあるから停船して分解清掃。

あんまり変わんない。


友ヶ島水道が見えた頃からポツポツ。

友水は連れ潮でMAX8オーバー


田倉崎を交わして東に向けたら追手の風。

殆ど風を感じない。

波も無い。


そんなこんなで11時過ぎにマリーナシティ到着。


鳥よけのフクロウ外さずに航海したわ・・・よくご無事でw

ちょっと気になる事を済ませておく。

まずはオイル交換&オイルフィルター交換。

オイルはそんなに減っていない。

キチンと定量ライン内。

触った感じもざらついていない。

でも黒過ぎ。

やっぱピストンリングの摩耗か、オイルリングの固着かな?

オイル上がりの場合、回転数上げると白煙が増える。

オイル下がりの場合、アイドリングで多く、回転数上げると減る。

ただ、始動時にも白煙が出るので「両方じゃね?」という気持ち。

原因はやはり去年のサランラップ詰まりでオーバーヒートじゃないかなと。

熱が入るとバルブステムシールのゴムが劣化。

シリンダー内面にも傷があるかもしれない。

と、なると・・・

・ヘッド分解→ステムシール交換

・シリンダ分解→ホーニング

・ピストンリング&オイルリング交換

まぁ、どれも自力で出来る作業なんだけど

並列2気筒のピストンをシリンダに入れる作業が苦手。

イラってするんです(笑)

1気筒目は良いんですが、その2気筒目を入れる時1番目のピストンが下がってくる。

なのでシリンダ自体を下げて作業、これが狭くて指先でクイクイっと押しながら入れなきゃならない。

昔、整備工の友人が

「単気筒とV型2気筒は簡単だべ、それ以外は裏から入れた方がええわ」って言ってた。

とはいえ、ベッドからエンジン下ろして作業出来ないから据えてするしか。。。

とりあえず船検終わったし、パーツ揃えて分解するかな。

暑くなる前にやらないと、これまた大変だし。

オイル交換を暫くマメにやって、添加剤で様子見する。

ケミカルで改善されるぐらいの軽症だといいのだけど。

で、もう一点頼まれ仕事。

オートパイロットの修理。

ヤマハのオーパイだけど、元はFUSOのFP-1200

前の船で使ってたんで概ね悪い症状の原因は分かる。

FP-1200の故障で多いのが

①操作ボタンの不良

②ロッドの動作不良

③方位の異常


①は基板上のタクトスイッチの接点不良、同じサイズの打ち替えで直る

②はモーター前の大ギアにミラーが貼ってあり、フォトダイオードで回転チェックしているんだけど、

ここにベルトのゴムカスが付いたり汚れで曇るとキチンと動作しない。

他にもボールねじとロッドについているガイド駆動部のゆるみ。

オーパイの軸を回すとここが緩んじゃうんだ。

緩み止め打ってキチンと締めてしまえば直る

③はジャイロのフィルム配線の断線。錘が付いているんだけど、その裏側を通る配線が切れやすい。細い線を渡してあげれば一応は治せる

基板上の諸々、バッテリーやCPUについては分からないので触れない。

ということで、今回の依頼は「電源が入らない」ということでしたので、分解し①を疑う。

テスターでタクトスイッチの導通を見る。


はい、押しても導通が無い。

電源以外にも+1スイッチもダメ。

この先も使うなら全部打ち替えた方が良いかもしれない。

まずはスイッチ基盤だけ持ち帰り。

船より工房の方が作業しやすい訳で。

で、打ち替えたらまた組みこんで船でテストしてOKならお返しする。

駄目なら悪い所を探すと言う塩梅。

本当は本体ごと持ち帰れば良かったのだけど、昨日は回航の後は電車で帰ったので荷物が嫌でw


というか、絶対に打ち上げと称して痛飲し、電車で寝るから無くしかねない。

楽しい週末だったなぁ

酒量:換算五合ぐらい?

航海距離:26nm



追記

会社のPCにパーツリスト入っているので見ていたところ・・・
シリンダはエンジンブロックごとになってた。
ちょっと降ろさないと無理ですね。
ライナー式なので、大きな傷だとそれごと交換。
とはいえ、圧縮も高く、始動も一発なので変に触るのは止めて、ステムシールだけ打ち替える事にした。

そら頑丈やわ・・・







2019年3月3日日曜日

エンジンマウントの交換(最終チェック)

先週済ませた交換作業、今週は機走して最後の調整です。

兄者が細部の調整をされている中・・・

封を切っていないボトルを兄者の船から持ち出し、デッキで朝から飲む。

時折、船中を覗き込む。

高みの見物でございます。


ウォーターロックの取り付け、暫く時間がかかりそうなので今度は長兄の船に。



HF~430のモービルアンテナからロングワイヤーになったので、VUのアンテナを設置。

まぁ、これも船内に3本転がっていた訳で。

その中から適度な長さの調整済アンテナを持ち込んでチェック。

SWRは問題ありません。

これでアマチュアHF~430まで、AISと整備完了。

国際VHFはハンディだからアンテナ設営要らない。

あとはロングワイヤーをマストから降ろしているのだけど、

スターンにロッドで一本建てるのも長距離航海ではありかなと。

干渉少ないし。

ということで、あとはそれぐらい。

で、兄者がセット出来たので出航!

シャフトのブレやエンジンの振動を見る。

ええんとちゃいますか?

船はいつもと変わらぬ、いや前以上に振動が少なく走ってます。

で、廃棄するゴムの断面見たのですが・・・

あれ?これって一撃で切れていないわ。

最近切れた所はゴムの断面が荒い。

それとは別に、断面がテカっている部分がある。

恐らく、ここは劣化で割れていたんだろうね。

割れた部分が振動で擦れて研磨されたようになる。

エンジンマウントも一定時間で変えた方が良いようだ。

とはいえ、それは恐らく10年とかそんな単位だろう。

ヤンマーの保守点検の案内にもそれは無い訳で。

なにはともあれ、色々完了して良かった。

てなことで、ほろ酔い気分で昼飯にお好み焼き→飲む

帰りに市場でサザエ買ってデッキで焼く→飲む

風呂いこか!→風呂上りにタコ焼き屋で飲む

流石に船に戻ったらソファーに寝転がり爆睡・・・

翌朝、早目の電車で帰宅した。

来週は船検、それが終わったら船底塗装に行きます!

シーズンインですわ。