2020年7月27日月曜日

オーパイ修理(何台目か忘れた)

小笠原へ行った長兄のオーパイが一基アカンというので、修理(整備)した。

レイマリンの古いタイプのコントローラ別タイプのAutohelm2000ってタイプ。

駆動系が別なのが宜しいね。

あけてみましょう!

グイっとボディを回すと簡単に外れた。

先ずはモーター。(画像はすべて長兄のブログよりお借りしました)


モーターを筺体に合わせるスペーサーは錆びているが、モーター自体は奇麗。

ブラシもまだ残っている。

カーボンカスを取って、軸のガタつきが無いのを確認し戻す。

尚、このモーターからボールねじを動かす部分が遊星ギアになっていて、感動した。

スペースの問題もあるけど、作りこみが感動的。

すこし洗浄し、グリスを入れて回してみる。

渋さが消えて軽く回りだした。

次、ボールねじ。

ウォームギアとの情報もありましたが、全バラシせず簡単に抜けるところまで露出。


汚れをふき取り給油し動かして、またふき取る。

だいたいの汚れが落ちたらグリスアップして閉じる。

あと、先端。

メカニカルシールかOリングか分からんけど重い。

ロッドにシリコン掛けながらふき取る。

火山灰が噛んだんやろか?小さな粒が出てくる。

何度かふき取ってやると動きが軽くなった。

全部終わったのでキチンと締めて動作チェック。

コントローラー部を動かすと小刻みに動く。

出来上がり。

メンテナンス性が非常に高いので中古があれば一つ買いたいと思う逸品でした。

各社のオーパイを修理したけど、古ければ古いほど堅牢で分かりやすい構造な気がします。



4連休、海には出られず

初日、港へ行ったがどうも翌日の天気が芳しくない。

雨は良いのだが、風が強すぎるかも。

23日、大阪湾はほぼ無風の予報でも10ktを超える。

明日は20kt弱だが、もっと吹くんじゃなかろうか?

末娘もセーリングしたい!と来る気満々でしたが、怖い思いをさせたくないので

自宅待機を命じる・・・

家内にえらい剣幕で怒ってたみたいです。

で、夕刻には帰宅すると「あ、やっぱりアカンかったんや」と諦めてくれた。

翌日(24日)の友ヶ島の風


6時で既に南南東9.5m、7時に12.0m、8時に14.4mをマーク

GUSTは16.6m(07:52)

いやぁ、めっちゃ吹きましたね!

ktじゃ無く、mです。

子ども連れてセーリング楽しむ風じゃないです。

連泊したら翌日(25日)は良かったんじゃ・・・

夜中から13~17mの風、一日中吹いていたし何より地元は洪水警報・土砂災害警報。

そんな時に家は空けられない。

もう一泊していたら・・・


そうね、帰る時間には微風だったかもですが、タイミングを外すとえらい事に。

それに剣道もあった訳で。

怪しいと思ったら行かない。

それが一番。

で、何してたかと言いますと

23日、港でオーパイ修理

24日、誰もいない市民プールでひと泳ぎ

25日、飲み倒し

26日、子供の剣道の付き添い

例年なら梅雨も明けて、「ええ天気やなぁ」と遊べましたが、今年は天気も良くない

コロナで他県に行くのも憚られる。

うん、そういう風に出来とる!

と、自分を納得させて4連休は終了。

これ貸しやから、お盆は晴れてね!


2020年7月14日火曜日

長兄、旅から戻る

3週間の旅から戻ってきた。



今年の航海は好天続きでしたが、最後にドカンと強風に見舞われた。

昨晩から今朝にかけて、紀伊水道最奥の友ヶ島は20m、最大瞬間風速は25m。

ktでも大概ですが、mです。

通過時間はあまりにも風が酷すぎて少し風待ちし帰港。

帰港し片付けを済まし、家へ帰られるの見て僕も帰宅。

今回の旅で長距離航海の装備における必要性順位が明確になった。

1 ウインドベーン
  何は無くてもこれ。オーパイでは風が振れるとどうしようもない。
  現にオーパイは2機積み込み、機走時に使ったが一つ過負荷で壊れた。

2 AIS
  こやつがあれば安心して寝ていられると。
  太平洋を南下中にもやはり大型船の接近はある。
  AISを出していれば相手方も存在に気付き、VHFで呼べば応答するし
  進路も上手く買わせると。

3 国際VHF
  AISで相手方に自船位置を教えている訳ですから、時には呼ばれる事も。
  こちらから呼ぶ事もあり、AISとはセットだそうで。

4 レーダー
  夜間に目視でぐるっと見て何も見えないようでも、レーダーは反応する事もある。
  AISとセットで使えば、夜はぐっすり寝られる。

5 ソーラーパネル
  やはり電気は必要。晴天が続けばサブはいつでも満充電。
  AISやレーダーを動かす為にエンジンをかけなくてよい利点がある。

6 コミュニケーションツール
  アマチュア無線。
  今回の旅は、シーガルネット・オケラネット・どんたくネット(時間順)の
  三大ネットワークの皆さまにフォローされ、随時ネットに位置情報が上がった。
  人と話す事、定時に行動する事が良かったようです。

逆にスマホが使えない、インターネットが無い状況は「悪くはない」と。
なるほどねぇ。

2020年7月13日月曜日

コロナだけど忙しかった

何でも駄目って訳でもなく、忙しい業種もあって先週は休日返上でお仕事。

まだ捌け切ってないけど、2週も休み飛ばすと生産率が落ちるので、一旦休み。

久々の海です。

前回取り付けた超音波船底防汚器は健気に動いていました。


80Ax3パラは伊達じゃない!

100wパネルが作った電気を余す事無く取り込んでいるようです。

で、船底はうっすらスライムで黒くなっているので掃除がてらに機走出航。

おや?何だか素敵なマストが見える。

その後ろにも練習船。


銀河丸です。

日曜で課業が無いのか静かにアンカリングして佇んでいました。



次は日本丸。

こちらもアンカリング。

近くまで寄ってみる。

突然笛の音が聞こえる。

バウとスターンに黄色いヘルメットが見える。

課業中のようです。

ぐるっと一周します。






真正面の迫力はすごい!

でも後方45度から見る姿が一番奇麗に見えました。

1時間ほど走り帰港。

港の入口の堤防前はマリーナか?というぐらい奇麗に釣り船が並んでいる。

タコが入れ食いとか。

取りすぎ注意ですよ。

帰港後、船底を見ると黒ずんだ汚れは落ち、奇麗なブルーに。

ラダーも塗りたてのような奇麗さです。

堤防に居た仲間の御夫婦から長兄の事を聞かれる。

「ん~間もなくでしょう。あと3日か4日」

これだけは運航者にしか分からないからね。

で、暫し歓談していると兄者登場。

「今日はバルブの交換だ!」って。

5分ほどお手伝いして終了。

給水バルブの上をチーズに交換し、いつでも逆吹き出来るようにしたと。

ええなぁ、それってバルブ閉めて清水流したらエンジンの洗浄も出来るやん!

マネしよう、但し秋に。

家族と出かける用があったので13時ごろ港を後にする。

さて・・・次の日曜もお仕事。

それで溜まっている仕事は概ね捌ける。

あとは4連休に航海!

コロナがこれ以上広がらない事を祈るばかり。




2020年7月3日金曜日

AIS(自動船舶識別装置)について

今日のオケラネットで気になることがあったので、ちょっと書いておきます。

AISの原理は、位置情報・方位・速度などをGPSより取得し、特定周波数(CH87B・CH88B)にて送信します。

これを受信することにより、船舶の接近を感知し警報を鳴らしたり呼び出したりします。

最近では、PCやスマホで地図上に一括表示するサイトやアプリがありますが、

それらは「海岸局」(陸上局)が受信した電波をデータ化しサーバーに送信し、

地図上にプロットし表示しているものです。。

故に、海岸から一定の距離が離れてしまうと電波が届かずサーバーに情報が行かない。

なのに、太平洋上等に船舶がプロットされる。

通常のAISの電波はVHFですから電離層を突き破り、宇宙へ届きます。

なので、アメリカのORBCOMM社をはじめ数社が衛星を打ち上げ、

宇宙で電波を拾い上げ、地上に送り返しサーバーに収納してプロットし、

船舶会社等へ有料配信しています。

有名なマリントラフィックというアプリを見ると、洋上に船舶のマークが見えますが

タップ・クリックすると「satellite」と出ます。



と、いうことで有料契約していないと衛星が拾った電波は見られません。

もう一点、プレジャーに搭載のclassB-AISの場合、電波の出力が2wと弱いため

本船の12.5wに負けて衛星に届かないこともあります。

とはいえ、3分以内に1回は送信しますし、衛星との位置関係により強く届くこともあり、

衛星に拾われ、地図にプロットされたデータがサイトから出てくる事もあります。


プレジャーですが、衛星が拾います。

小笠原に向かっていた長兄の船も別途送られてきた衛星メールの位置情報と

サテライトAISのポジションが合致しておりました。


まとめ

ということで、基本的にPCやスマホで見ているのは海岸局の受信データ。

サーバーの遅延で表示が遅れたり、漏れたり、海岸局が無ければ受信すらしない。

洋上のデータは衛星が拾ったもの、しかし見るには結構な金額が必要。

そこでおススメはGARMINのin reach mini

本当に便利ですよ、月額料金も安いし。

それらはまた今度説明します。