2019年4月28日日曜日

小笠原へ

長兄出発


関空の沖まで見送りに行きました。

同行で兄者と父上、御三方(おっさん方とも)は潮気たっぷりだし心配はいらないと思うけど

少し天気が心配。

見送りには長兄の教え子さん、父上の御友人、自転車部の僕の同級生が来てくれた。

お世話になっているT先生も来られると聞いていたので待っていたのですが・・・

長兄が僕の顔を見るなり

「ほな、行くか」というので少し待って!とお願いし直ぐに電話をかけましたが繋がらず。

そうこうしている内に出る準備が整い、前倒しで出航。

あとで港の人に聞けば暫くして見送りに誰か来てたよと。

残念でしたわ。

まぁ、長兄の性格上、用意が出来たら舫いを解くのはいつもの事。

うちには早朝に準備できた!とメールがありましたので。

長兄の中では船検上ややこしいだけで、いつもの近場クルージングと、そうなんら変わらない日常なのかもね。

無事、3週間後に戻ってくるのを楽しみにしておきます。



2019年4月22日月曜日

始動時の白煙対策

少し前から気になっていた排気の白煙。

モクモクと出る訳じゃないけど、気になっていた。

オイル上がりか、オイル下がりか。

始動時に一気にモワっと出た後は薄い白煙なので気にしなくても良いっちゃ良いんだけど・・・

気になるんですよね。

症状としてはオイル下がりぽい。

始動時に一気に白煙がでるのは、機関停止中にヘッド周りのオイルがバルブステムを伝ってエンジン内入り、燃えて白煙となる。

あと、排気にオイルが含まれるので、海面に油膜が出来る。

で、対策としてオイル下がりの場合は、バルブステムシールを交換すれば良い。

部品一式は手に入れました。

ただ、回転数上げても白煙は出るので、もしかしたらオイル上がりも多少起きているかも?

こちらはピストンリングの交換なのでちょっと大変。

で・・・

両方に効果的で「簡単」な対応策は無いのか?

あります!

「オイル粘度を上げる」

これですわ。

今まで使っていた10w-30のオイルから、粘度の高い20w-50に変える。

オイルの粘度はその品番から読み取れます。

10wとか20wってのは低温度での粘度、後ろの30とか50は高温時の「油膜が切れにくいかどうか」の数値です。

で、今回は20w-50のオイルにしてみた。

前々回オイル交換後6時間しか回さなかったんだけど「フラッシング」したつもりで交換。

和歌山から回航後にエンジンオイル抜きとったら結構黒くなってた。

そして高粘度オイルと新品フィルターを入れて少しエンジンを回す。

十分にエンジン内に新しいオイルが回ったところでエンジン停止。

次回エンジン始動時の白煙を見る。

で、2週間経って始動してみた結果・・・

始動時の白煙が明らかに少ない。

これで心おきなくヘッド分解してバルブステムシールの交換が出来る。

その時にシリンダ内面の傷が無いか見てフルオーバーホールするかどうか考える事とした。

尚、今回使ったオイルはこちら

RAMCO 4サイクルエンジンオイル

「小さな汎用発動機こそ強い油膜が必要です。
効果は絶大、古いエンジンにもバツグンの効果。」

何となくセールストークにやられましたが、確かに確かに。

使って実感しました。


悪くないです、値段も手ごろだし。

但し、鉱物油ベースなので排気が若干工場臭い(笑)

仕事で使うオイルと同じ匂いだわ^^


あと、冬場の始動性がどうかが気になりますけどね。

それはまた秋口に考えます。


合成油でこれ位のグレードがあれば尚良いのですけどね。

2019年4月21日日曜日

船と無線

昨日は長兄「攀丸」の最終チェックにお付き合い。

まずは無線関連で気象FAXの受信について。

KGFAXというフリーソフトを使い、アマチュア無線機で受信。

今時の無線機は当たり前のようにゼネカバ受信出来るので簡単です。

周波数を合わせる

抵抗入りモノラルケーブルで無線機のヘッドフォン出力とPCのマイク入力を繋ぐ

KGFAXを起動

VRで入力レベルを設定

自動制御・自動保存・同期をクリックしておく

これで勝手に天気図や衛星写真を取り込んでくれます。

入力レベルは波形図でピークが潰れないように、ウォーターフォールでノイズまみれにならないように。

DSPはDNR以外は切っておくほうが綺麗な波形が出て復調率も上がります。


説明中


取り込んだ画像(よじブログから借りました)

これで無線関連は全部終了しました。

HF全バンド出られる仕様・気象FAX受信

なんだかんだと3カ月ぐらいお手伝い。

楽しいなぁ、こういうの。

そして、早々に港を後にし、ウチへ。

アンテナの設営です。

流石に一人では無理なので長兄・兄者・父上の3名に手伝って戴きました。


ミニマルチ社のHB9CVです。

地上高は15mhigh、マルチバンドのHB9CV、18~50に出られます。

昔、関西ハムフェスティバルでミニマルチの社長に「長い」説明を受け買った一品。

ずっと倉庫に眠ってましたが、今回ついに日の目を見る事に。

設営し、無線機に繋ぐ。

なかなか素晴らしい、無調整で各バンドSWR1.1~1.5で収まっています。

29FMだけ少し高くてチューナーで合せる必要がありましたが。

あとはワイヤーダイポールを改造して暫くはやる事無し。

ワイヤーを延長して21→7にします。

元々カード交換無線に興味が無いので7MHzは出なかったんだけど、

船の移動距離に合せたスキップを解消するために。

さて、これで色々な準備は終了。

来週の出発見送りです。

いいなぁ、太平洋。

で・・・いつものやつ。

「何でもは出来ません、出来る事だけ。仕事多過ぎて小笠原に行く事が出来無い」


2019年4月13日土曜日

大阪湾ヨット無線部

JL3YOLというコールサイン。

昔は別の名前でした。

掲示板の仲間が「ゴミ溜めみたいな掲示板の中にも遵法精神持って、正しく運用しよう」と

名前はふざけているけど、真面目なクラブを作りました。

そして全国に支部を作りました。

とはいえ、ベースが匿名掲示板ですからなかなか人が集まらない。

僕は3エリアの支部長として局の管理を任された。

が、人来ない(笑)

1エリアの支部長とグアムへ行って運用したりもしました。

懐かしい思い出です。

それからすっかり無線熱も冷めてしまい、アンテナ撤去しリグは倉庫に。

しかしながら本局会長がずっと免許更新はしてくれていました。

時代も変わり、みんな年食ったし掲示板にも行かなくなった。

「こういう状況ですし、再編しましょう。別名称でも構いません」

って事でどうしようか悩んでいる時に、長兄と兄者が小笠原へ行く。

オケラネットにもチェックイン出来るようにアンテナや無線機の無償譲渡と設置協力を行った。

すると出たくなるのが人ってもんです。

で、さっきの話。

結局周りの人を集めて名称変更して復活。

JL3YOL 大阪湾ヨット無線部となりました。

昔の事を聞かれても分からない事もあります。

何でもは知りません、知ってる事だけ。

で、昨日やっつけでダイポールアンテナを張りました。

普通は東西に張るんだろうけど、小笠原向けで南北です(笑)

コールサインが聞こえたら宜しくお願いします。

2019年4月1日月曜日

AISとアプリ

自艇にはAISを積んでいます。

が、小さなモニターに他船が幾つかマークで出ましても航行中にマークセットし追いかけるのは大変。

なので、普段はスマホで見ています。

使っているアプリはFindShipというアプリ。

色々とAISアプリはありますが、このアプリの良い所

・自分の位置が直ぐ分かる

・トラックが表示できる(但し広告を20秒ほど見る)

自分の位置が分かるので、AIS非搭載の船でもアプリを見れば近隣の船の動向が直ぐに分かります。

トラックは地図上に線で出してくれるのでとてもありがたい。


とまぁ、そんな風に使っているんだけどAISって便利よね。

明石海峡越える時でも、ch16でマーチスの方から呼んでくれるし

本船と交差コースでも相手方にこちらの存在を知らせる事になるので、不用意に警笛鳴らされないし

場合によっては本船が少し角度変えて回避してくれる。

classBの送信機、もう少し手軽な値段で売ってくれないかな?

自分はアイコムのAISを使ってる。

定価15万円。

買ったのは半額以下だった。

メーカーが廃番にする為に投げ打った訳だが、もう少し安く作れるだろ。

現に中国製のAISclassB送受信機(HP33AやHP528A)はモニター付きで5万円前後です。

技適だの桜マークだの言わない外国ではこれらのAISをみんな買ってる。

youtubeでもアップロードされている。

小型船舶には免許不要で5w無線とclassBのAIS必須にして、クソみたいな大して何も見ない船検なんか止めてしまえ!と思うのです、常々。

そして先日youtubeでみた自由過ぎるセイラー

雪かきして食糧バサッと置いたら、出航。

全部セットしたら無線で「今から行ってくるわ」「行ってらっしゃい」みたいなやり取り。

結構ハードな海を渡ります。


あまりにも日本との違いにただただ驚くばかりです。