港についたのは9時を過ぎていた。
何やらあったような。
長兄が頭カチ割ったっと兄者。
足を滑らせて角に頭を突っ込んだそうだ。
パックリ割れているのに医者にも行かず僕を待っていたのか?
そんなんええから医者に行かれたし!
大丈夫って言うので作業に取り掛かる。
今回の作業は
・HF用アンテナの設営
・HF/VUの混合器(デュプレクサー)接続
・HF用アンテナチューナー設置
・運用方法の教授
まずは既存のVHFのアンテナを外し新たに基台を設置し、アンテナを立てる。
HF~UHFまで使えるモービルアンテナ。
ロングワイヤーには劣るが、利便性を求める。
大海原に出る前に釣竿アンテナ設置したら、普段邪魔でしようが無い。
昔使っていたダイヤモンドのアンテナです。
チューナー無しでアマバンドの良い所にセッティングは終わっているのでポン付けで大丈夫。
が・・・
オケラネットは21MHzの上の方なので、ややSWRが高い。
チューナーで調整出来るようにATUを持ちこんでおいたのでセット。
無線機→ チューナー → デュプレクサー → アンテナ というシステム。
V/Uはチューナー迂回でアンテナへ。
尚、V/Uは調整箇所が無いのでバンド内は低いが、国際VHFを繋ぐとやっぱりSWRは高い。
運用できない程ではないが、のちに空いている同軸使って再設営するのも有りかな?
で、チューニングの説明すると・・・
1 無線機側でRFパワー(送信出力)を5wまで下げる
2 モードをAMにする(CWが良いけどキーが無い)
3 出たい周波数付近に合せ
4 マイクのPTTとチューナーのボタンを長押し
5 カチャカチャとリレーの切り替える音が数秒してチューニング完了
が!・・・(2回目)
チューニング途中で無線機側がチャタリング起こす。
あれ?なんだろこの症状。
配線の緩みが無いか一つづつ確認。
アース代わりのカウンターポイズも入れてある。
なのにチューニング中に・・・いや、通常送信でも一瞬SWRが上がった。
これは同軸だわ。
一本づつコネクタを触る。
するとアンテナに行く同軸が半田不良ぽい。
触るとガリノイズがでる。
半田ごてを借りて再溶着。
お!結構半田入るやん(笑)
で、再テストする、合っているところは低SWR、バンド内の高い所もチューナーで落ちる。
むりくり18に出たい時に合うか?とやっても合う。
今は無き東京ハイパワー社のHC-100AT、どこでも合うよな(笑)
これだけ良い物造ってたのに会社が無くなるとは・・・無線需要へったしな。
こんな感じで出来上がり。
昼過ぎにオケラネットの運用を聞いてみる。
八丈だか小笠原のキー局は聞こえにくいが、DU1/JA3の代理局の運用状況は非常に良かった。
RS57ぐらいでしたね。
尚、このチューナーはダイレクトにワイヤーアンテナ繋げます。
でも船内に給電点が存在するので今一つとなる。
4:1や9:1バランを用意し、同軸で船外まで出してバランから上を外にすれば良いアンテナで運用出来るでしょう。
マストを使ったワイヤーアンテナ、釣竿をつかったアンテナ、どれもこれもまずは大海原に出る事が大前提ですけどね。
普段使いには少々邪魔だし。
ちなみに、長い「コンベックス」あるのかな?と探したらあった。
樹脂ではなく、薄い鋼板の巻尺。
これをエレメントにして、マスト上から出ているハリヤードで引き上げたら垂直アンテナになるね。
なるべく他の金属線の影響を受けない位置に給電点持ってくれば。
1/4波長もメジャーだから測る必要なし、直読(笑)
ということで、まだまだ無線機もチューナーも手元にあるので一つ実験しよう。
免許?勿論ある!個人は切れたが社団が残ってる。
この冬は籠って遊べる。
実験が上手く行けば長兄の船にも!なんてね。
尚、今現在太陽活動は低く、黒点も無い状況。
2020年が極小期の深い所だが、前倒しなのやら、底が深いのか・・・
100日以上太陽が活動していないって話も。
太陽が動かないと電離層通信はどんなに頑張っても駄目ですからね。
黒点カモン!ですわ。
2 件のコメント:
お世話になりました。ありがとうございます。
チューニングメーターの使い方を自習します。あとは,配線が終わってから運用で世界に飛び出します。ヨットは泉佐野のままですがね(^^)
時間のあるうちにワイヤーアンテナやロッドアンテナも作ってみてテストしてみましょう。
新たな発見があるかも知れません。
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