2022年1月18日火曜日

もう一回見とくのが整備の基本

 直ったかどうかは、運用して初めて分かるのがオイル漏れ。

長兄のデリバリホルダーは完璧に直ったようだ。

ドライなので塗装もしたとの事、◎!

もう一艇、燃料漏れとオイル漏れの件。

燃料漏れは解消したっぽい。

ブリザーパイプを延長して中間にオイルキャッチタンクを付けた。

見たら50ccぐらい溜まっていた。

数時間の運用だそうで、多いと感じたが原因は中の事なのでばらさないと分からない。

あとは・・・

オイルが左側面からやっぱり漏れると。

プリフィードポンプの取り付け部がやっぱり怪しい。

「その奥のオイル漏れ直してもらった時に外されたんですが・・・」

「ネジが入らないからと片止めなんです」

見ると、確かにないわ。

代わりにシール塗ってある。

シールで貼り付け、片ネジでごまかした感が強い。

ん~、ナット入るやろこれ、なんで入れへんねん?

「何時間も格闘して無理って」

そんな事無いやろ~、メンテの度に全バラシになるやん?

そうか、ほなやろか。

オーナーさんにオルタネータ外させて見えるようにする。

Tハンドルにソケットを取り付け、その中にナットをセット。



こういうのね

ゆっくりと水平垂直を保ちながらスタッドにナットを近づける。

当りを感じたらゆっくり回す。

ネジ山を進む感覚が指に伝わる。

暫くするとボルトがナットの進みを拒む。

はい、入ったよ~、最初から指で付けようとしたらそりゃ無理やで。

狭いんだから。

あとは両方増し締め。

ん?最初からついている方も甘いな。

キュッと締めたらOK。

ただ、締める事でコーキングがはみ出た。

これがパッキンになってくれたら良いんだけどね。

内に沢山出ていない事を祈る。

外して掃除が良いのだけど、パッキンないし。

脱脂して試運転。ポタポタ漏れない。

また何時間か乗ってもらって、経過見るしかないなぁ。


今回の戯言

放置された新しいエンジンより、手入れされた古いエンジンの方が信用できるやろ?

ネジ?そんなもん、芯ズレせんと真っすぐゆっくり回したら入るように出来てる

たまにネジ山無くなるねん?それ締めすぎ

ネジに「くっ、ころ」と言わさぬように、優しく扱って正しいトルクで締めるだけ!

マジでネジは小さくなればなるほど、「くっ、ころ」って言って泣きよる。


2 件のコメント:

yojimaru さんのコメント...

あの簡易オイルキャッチタンク,ペコペコやけど十分にお役を果たしていますね。
僕も付けようかな。

woz さんのコメント...

原価はホース代だけです!但し、2GMの場合、ホースが太いのであのやり方は不可ですね。
キャップ下に穴あければOKだと思いますが。
インスタントコーヒーのビンなど加工し易くて良いかと。