2022年1月21日金曜日

トンガの火山噴火と無線の話

アマチュア無線家に対して「非常通信周波数」を空けるように、依頼があった。

以下、原文まま

トンガの火山噴火災害に伴う非常通信がおこなわれる可能性がありますので、 IARU第3地域の非常通信周波数(3.600 MHz, 7.110 MHz, 14.300 MHz, 18.160 MHz, 21.360 kHz)周辺での運用にあたっては、十分に注意いただきますようお願いします。

という内容。

まぁ某団体が依頼出す前にツイッターでは既に空けろ空けろと言われていました。

でね、現状どうかと言いますと、7.110周辺で運用している局は多い。

7.108でどんなパワー出しているのか知らんけど、7.110聞いていても何か聞こえる。

何か聞こえるってのは、もしかしたら?と思うのだけども・・・

ただの帯域の裾だった。

せめて±5khzは空けるべき。

相手方の無線機が最新の安定した無線機とは限らない。

そう考えると周波数ズレだって有るんだから、やっぱり周辺は空けるべきですわ。

ちなみに、某団体は最初「周辺」の文字が無かった。

電波ってその周波数だけで出ているわけじゃない。

帯域ってのがある。電波の幅。

SSBだと3khz。

ズレ考慮したら、やっぱり±5khz空けるべきである。

繋がりの有る北陸のヨット乗りで無線家の人曰く

「OMさんは時間がある限りワッチしています、それも人助けだと」

確かに。

運用者がいるので、恐らく知らない人だろうと考えました。

知らない人のために少しでも情報発信出来たら良いなと思い、今日の記事に。

空けてあげてください。そして時間があればワッチしてください。

 IARU第3地域の非常通信周波数

(3.600 MHz, 7.110 MHz, 14.300 MHz, 18.160 MHz, 21.360 kHz)周辺を!

2022年1月20日木曜日

ボートと飛行機の話(ヨット抜き)

 うちの地元に「盾津」という地名がある。

地名の由来は日本書紀を読んだ事がある人なら「あ、あれか」となる。

神武天皇(書紀ではイワレビコ)が東征にて、生駒山に住むナガスネビコと戦い

散々な目に遭って、盾で矢を防ぎながら船で逃げた。

盾の津で盾津。

その後、東に回って太陽を背に戦い、勝利して天皇になった訳。


盾津という地名、戦中は「盾津飛行場」があった。

その盾津飛行場を建設したのは、かの火の用人お爺さん「笹川良一」氏その人です。

笹川氏が昭和九年に陸軍に寄贈し、大阪陸軍飛行場として開場。

盾津飛行場と呼ばれるようになった。


さて、戦後の話になります。

GHQに接収された後、農地として払い下げられた。

またその後に、飛行場の一部はトラックターミナルとして開業。

東大阪トラックターミナルは大阪府都市開発株式会社の事業としてスタート。

都市開発はその後、泉北高速鉄道株式会社に社名変更。

その後、泉北高速鉄道は南海電鉄の子会社となる。


南海電車の子会社に住之江興業という会社がある。

住之江競艇場の賃貸・管理をしている会社である。

故に、ボートレースの冠に「ラピートカップ」と呼ばれるものがある。

競艇と言えば笹川良一氏。

笹川氏の故郷は箕面。

住之江競艇の主催施行者のメインは箕面市。


なんとな~く繋がってます。

別段、深い意味はないのだけれど、盾津という地はなかなかのパワースポットだと思います(笑)

ちなみに、私はそんな事も知らず、旧飛行場跡地に出来た「大阪機械団地」内にある

商社で営業マンをやっておりました。

今は仕事で毎日「盾津飛行場誘導路」を通り、休みの日はボートピア泉佐野の横を通り、船へ。

あ、そうそう。

競艇で使うエンジン、「ヤマト発動機」って会社が作っています。

神武天皇の日本書紀での名は神日本磐余彦天皇(かみやまといはあれびこのすめらみこと)

最初に戻ループ!(笑)

2022年1月18日火曜日

もう一回見とくのが整備の基本

 直ったかどうかは、運用して初めて分かるのがオイル漏れ。

長兄のデリバリホルダーは完璧に直ったようだ。

ドライなので塗装もしたとの事、◎!

もう一艇、燃料漏れとオイル漏れの件。

燃料漏れは解消したっぽい。

ブリザーパイプを延長して中間にオイルキャッチタンクを付けた。

見たら50ccぐらい溜まっていた。

数時間の運用だそうで、多いと感じたが原因は中の事なのでばらさないと分からない。

あとは・・・

オイルが左側面からやっぱり漏れると。

プリフィードポンプの取り付け部がやっぱり怪しい。

「その奥のオイル漏れ直してもらった時に外されたんですが・・・」

「ネジが入らないからと片止めなんです」

見ると、確かにないわ。

代わりにシール塗ってある。

シールで貼り付け、片ネジでごまかした感が強い。

ん~、ナット入るやろこれ、なんで入れへんねん?

「何時間も格闘して無理って」

そんな事無いやろ~、メンテの度に全バラシになるやん?

そうか、ほなやろか。

オーナーさんにオルタネータ外させて見えるようにする。

Tハンドルにソケットを取り付け、その中にナットをセット。



こういうのね

ゆっくりと水平垂直を保ちながらスタッドにナットを近づける。

当りを感じたらゆっくり回す。

ネジ山を進む感覚が指に伝わる。

暫くするとボルトがナットの進みを拒む。

はい、入ったよ~、最初から指で付けようとしたらそりゃ無理やで。

狭いんだから。

あとは両方増し締め。

ん?最初からついている方も甘いな。

キュッと締めたらOK。

ただ、締める事でコーキングがはみ出た。

これがパッキンになってくれたら良いんだけどね。

内に沢山出ていない事を祈る。

外して掃除が良いのだけど、パッキンないし。

脱脂して試運転。ポタポタ漏れない。

また何時間か乗ってもらって、経過見るしかないなぁ。


今回の戯言

放置された新しいエンジンより、手入れされた古いエンジンの方が信用できるやろ?

ネジ?そんなもん、芯ズレせんと真っすぐゆっくり回したら入るように出来てる

たまにネジ山無くなるねん?それ締めすぎ

ネジに「くっ、ころ」と言わさぬように、優しく扱って正しいトルクで締めるだけ!

マジでネジは小さくなればなるほど、「くっ、ころ」って言って泣きよる。


2022年1月9日日曜日

最近、長兄が冷たい

 (タイトルに続く)ビール飲ましてくれるんです。

で、エンジン見ながら「燃料漏れるんや」って言うの(笑)

色々下調べしたんですよね。

やっぱり噴射ポンプ全分解が基本。

youtubeに「don gala」チャンネルってのがある。

そこのbokashi kougyoさんの解説が非常に詳しい。

コメント欄に「ヤンマーの小型はホルダー外してOリング交換可」のご指導発見。

これはやらんとなぁ。

すぐに部品調達依頼し、港へ。

長兄が来ないので、先に自分の船のジブシート交換。



少し太くしました。

作業完了したら長兄登場したので、整備開始。


デリバリパイプを外し、デリバリホルダーを外す。


なんだこのOリング、カッチカチや!

まるでフランスパンw

ケーキの固さじゃなきゃだめですよ。


トルクレンチできちんと締めて、ついでにポンプのネジのゆるみを確認して整備終わり。


もう一件やっとくか。


先日、検油管が割れた船の修理。

ホームセンターにアクリルパイプでも買いに行こうぜ~と。

21と10はあったのに欲しい15がない。

ん~タケノコでもつけるかな。でもコストがなぁ。

ポクポクポクポク・・・チーン!

久々に一休さん到来。

アルミパイプ探そう!

15Φ発見。

これでカラス管の代わりになるぜ!

「見えへんがな」

おっと、それは気が早いです、将軍様。

ガラス管の代わりにこれを上下のアダプターに入れて、真ん中はホースにするのですよ。

これなら1000円以下で直る!

アイデア出して口も出すけど、作業はオーナーさんに(笑)

でけたー!


上下のバルブ開けたらきちんと油面が分かる。

汚れてきたらホースだけ交換。

パンがなければケーキがあるじゃない。

ガラスがなければアクリルがあるじゃない。

アクリルがなければアルミとホースがあるじゃない。

ちゅーてね。

ついでにオルタネータ外して燃料が漏れる件の深堀。

バンジョー買う気のオーナーさん、サイズみとこうか。

「今2時やろ?4時までには終わるで、脱着で」

でね、外したら…燃料プリフィードポンプのバンジョーボルト部分に

銅ワッシャーが2枚。

重ねて入っていた。

バンジョーアダプターとバンジョーボルトに2枚、ボディとバンジョーの間は無し。

そら漏れるで!

何かやったん?

「オイル漏れしたから**に直してもらったんです。

その時に全部ばらしてそれから・・・」

そっか。。。

うん、この件は触れないでおこう。

名前出したら沖に浮かぶことになるやもしれん( ´∀` )

あと、寒くなって掛かりが悪いらしいのでデコンプ掛け教えて終了。

デコンプレバーに穴開いてるから、ワイヤー通して奥から行ってこいにして

適当に引けるようにしたらいつでも軽くかかるで~

あ、ついでに簡易オイルキャッチタンク作ったるわ~と10分工作。

ええな~ええ感じやなぁ。

楽しい一日やった。


2022年1月6日木曜日

エンジンオイル&燃料漏れ

 港のオーナーさんから、エンジン見てとお願いされたので拝見。

ん~先ずは拭き掃除して綺麗にしてください!

掃除が終わったので、エンジン始動。

エンジンはYAで燃料は右から漏れると。

色々滲んでいるけど、下は・・・

覗きこんだら10秒に1滴ぐらいで落ちてる。

各所に丸めたティッシュ詰めて、再確認。

燃料フィルターのパイプの付け根から漏れてるね。

ちょい増し締め。

あとオイルは・・・

ブローバイパイプが外れてただけ。

しかし、少し多いなぁ。

オイルキャッチタンク作った方が良いかもです。

これでもう一度エンジンをかけてみる。

まだ少し燃料が漏れている。

17メガネだから12Φの銅ワッシャー交換で止まるかな?

長兄に聞いたら「あるで~」って言うんで貰って交換。

「どや?」

一応止まったみたい。

ただ、少しホースが危うい。

純正は部品が出ない。

まぁ、心配はいらない。

アマゾンで買えます。


バンジョーアダプタって部品、バイク乗りの人ならブレーキ回りで見てますよね?

あれです。

ネジ式もあればタケノコ式もある。

今使ってる配管のバンジョーボルトのネジ径に合わせて買えばOK。

アマゾンでホースも買えます(笑)

これでYAもまだまだ現役です!



これは無いわ~

 


配電盤を少し整理して綺麗にしようと新しいスイッチボックスを作った。

前に作っておいた昇圧装置も絡ませて、サブバッテリーが落ち込んでも粘れるようにと。

元々、GPSが12v弱で落ちていたので昇圧をかけていましたが、無線も昇圧が必要なので

30Aまで使える昇圧装置を作った。




で、一旦色々な配線を抜いて綺麗にボックスへ配線準備出来るように端子付けたりしたら

謎の配線が出てきた。

前オーナーさんに「この謎のスイッチは?」と聞いたら、

「航海灯交換したら何でかスイッチ増やされてた」と。

配線を追いかけるとそうね、やっぱり謎のスイッチに流れこんでる。

そうか。。。やっぱりあの船屋の仕事か。

スリーブで延長して絶縁もせずに・・・

ではもう一度ご覧ください。


凍えて鼻水出ますわ!ブルブル!怖い!

いつショートしてもおかしくない。

もう一回配電盤に手を入れて、少し点検をしてみようと思います。

これは酷いとしか言えないので。






2022年1月2日日曜日

2022ご挨拶

 旧年中は色々な人に色々助けていただき、無事過ごせました。

残念な事もいくつかありましたが、今年も元気にやってみます。

港や行った先でお会いしましたら、どうぞ宜しくお願いします。