土日は長兄のクルージングに同行。
とはいえ、土曜は仕事なので復路だけ乗るよ~と、先にて合流。
着いたら直ぐに飲む!
まぁ、毎度の事です。
お店でやったあとは船でホットウイスキー&チョコ。
そろそろ眠いので~と何時か忘れたが寝袋に入る。
そして日曜5時に起床。
ご飯食べて用を足して出発!
良い風です。
帰ったら自分の船出すから!と帰港後の事ばかり考えてた。
いつもの関空沖、数艇のヨットが見える。
良い風だなぁ、すぐ出よう!
と、長兄の船の片付けを少々手伝い、エンジン起動。
セイルセットも済ませて出発。
「フルセイルで!」
今日は強気です。
まぁ、10ノット越えている風ですが3人いるし、うちの腰の軽さを知ってもらおう。
ブローが入ると艇は25度越えるぐらいまでヒール。
なんだかんだで速い、しかし大変。
お二方も納得してくれた。かな?
さて、港の先で同型艇の新人さんが練習。
何かおかしい。
沖へ出るもどうも気になる。
「まだいてるで」
なんか変やなぁ
すれ違って声掛けたら手を振ってたんだけど・・・
そうこうすると、お隣の船長から電話。
「今、出てる艇がセイルトラブルで~」って。
聞けばジブセイルが畳めないって。
ファーラートラブルなんだね。
とりあえず沖に出ては危険、風が強すぎる。
メインもフルで出している訳で。
旧フェリー港へ誘導し、スローで走らせ艇を近づけ、乗り移る。
長兄・兄者が乗っているので僕の船は何の心配もない。
「まかせたでー!」
これこそ信頼のなせる技。
「桃園の誓い」ならぬ「酒屋の誓い」を交わしたからなぁw
さて、乗り移り状況確認。
理解した。
まずはメインセイル降ろすぞ!
エンジンかかっているので、走らさないようにするのが先決。
ジブを飛ばしメインダウンすれば船足は0に近い。
さて、ここからジブを収納・・・うん巻けないね。
「巻けなければ降ろせばいいじゃない」
新人オーナーさん、ポカーン。
全部出してジブハリカット、そして引き下ろす。
はい、完了。
あとは帰港後に直したらええでー。
ちょっと安心したのか
「このままずっと海の上かと思いました」って。
な、訳ないやんw
永久に吹く風なんて無いで!
それよりこれから風落ちるから良かったが、荒れに向かうなら
ナイフでセイル切ってでも逃げかえらなアカンわな、まだそういうレベルやわ。
不安を解消し港へ。
結論はロープ劣化による咬みこみ。
まぁ今分かってよかったんじゃね?
中古艇、買ったは良いけど整備もちゃんとね。
何が悪いか、その辺の見極めはトラブル経験で覚えて行くんで今回は良い勉強でしたね。
何より自分で何とかしようと頑張った姿勢に拍手。
僕は何でも出来ないけど、出来る事は教えてあげるのでまた聞きに来たらええよ。
余程困っていない限り、僕から手を差し伸べる事は無いけど。
それが一番難しいのよ、相手の心の中を知るって事が。
だからやらんのにガチャガチャ言う事は一切しない。
もう一度
なんでもはできません、できることだけ
(誰でも読めるひらがなバージョン)
2 件のコメント:
その後も整備をしていましたので少しお手伝いをしてきました。
ファーラーロープが劣化して結局芯と表皮がずれてしまいました。少し長さも足りないようでしたので僕なりのアドバイスをしておきました。
一人で解決しようとしていた姿勢が素晴らしいですね。
フォローありがとうございます。
また色々聞いてあげてください。
僕は少々人見知りなところがあるんです、謎のロシア人だから(笑)
キチンと自分で何とかしようとする姿勢はいつか彼の持ち味、武器になる事でしょう。
がんばって!
今はそれだけ言っておきます。
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