前回の続きです。
楽しい事は一瞬で終わってしまいます。
ネジ部分の養生をします、ナット入れるだけ。
道具その1
鏨の先端を少しグラインダーで削り薄くする。
これを2連ベアリングの間に差し込み、ハンマーでコンコンと。
するとベアリングの隙間が出来る。
道具その2
ギアプーラーで抜きます。
ネジを締めて軽く叩く、また締める。
繰り返すとベアリングが出てきます。
最後は養生のナットを抜いてからベアリングを取り出す。
ベアリング側は非常にきれいです。
もう少し綺麗に叩きだしていれば…十分使えただろう。
洗浄剤で軽く拭きます。
そして・・・いつかの為に採寸。
少し見難いかも
SUS316の15Φからの削りだしになる。
センターのベアリング受けを違うやり方にすれば、10.5Φのシャフトからでも可能かも。
材料と旋盤・フライスでの加工工賃を考えれば1万円ぐらいならトントンぐらいかな。
膨らんでいる部分を研磨してやれば使えるようになるかと。
油漬けにすれば一瞬なのに。
8 件のコメント:
あきらめてたのに再生したなんて、すごい!
捨てなくて良かった。
よじ丸の予備になりますよね。
父上
抜くだけ抜いて寸法取って切削工場で作ってもらおうか?と思ったのですが、案外工程が多いんです。
ベアリング止めのフランジがあるので15Φからの削り出しですし、ネジも段付部分なのでダイスでは難しそうで、旋盤でネジ切りが必要。
プーリー用のキーとインペラ用溝まで彫ることを考えたら、案外純正部品が安いかも?
たぶん、NCでガンガン製造しているだろうし、汎用で手作りしたらきっと合わないなぁと。
で、ブログにコメントを寄せてくれているREDSUN氏の「やすりで削る」を見て、これはやりがいがありそうだ!と思った次第です。
ボール盤に挟んで簡易旋盤的にやすり当てて完成です。
おおっ!そんなにあっさりと…
それしか言葉が見当たらない。
ありがとうございます。
提供してくださった艇長にも感謝です。
一応、採寸したのでCADで図面引いてミスミで依頼したら幾らになるかやってみようと思います。
組み立ては自力でどうぞ~(笑)
こんばんは。
海水ポンプシャフトだけヤンマー純正部品を購入しても安いものです。
それよりもっと安いシャフトシールを定期的に交換して、シャフトベアリングへの海水侵入を防ぐことがトラブル防止と長持ちさせる秘訣だと思います。
海水ポンプの解放整備はそれほど難しくありませんでした。
↓ ↓ ↓
https://whitehawk2007.at.webry.info/201401/article_9.html
ほわいとほーくさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
シャフトシール等は純正同等品を見つけかなり安くあがる事が分かっているのですが、シャフトだけ値段不明でした。
お幾ら位されましたか?
1万円を超えるようならCAD図面をミスミに渡して作ってもらうのが安くなるかなと思っています。
尚、このシャフトは緊急用予備ポンプに回るので、取り敢えず組めればOKの品です。
新品で組むのが最善ですが、予備なので何とか使えれば良いかなと。
オーナー判断です。
WOZさま。
純正シャフト単体の値段は忘れてしまいましたが、5000円は絶対にしません。
2000円台だったかな?
たぶん買ったほうが安いです。
ほわいとほーくさん
うわぁ!と驚く安さですね!
それは買う方が断然安いですね。
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