こんな時はメンテナンスに限る。
エンジンまわりの定期整備です。
① 燃料系
燃料系統は
・燃料タンクドレン抜き
・油水分離器ドレン抜き
・燃料フィルター交換
燃料フィルターはモノタロウで購入。(オレンジ色の方)
農機用がぴったりサイズ。
お値段半額。
砂っぽいゴミが溜まっていた。
エア抜きして次の工程の為に暖機開始。
③エンジンオイルとオイルフィルター交換。
前交換から20時間だけど、安い鉱物油+添加剤なので今回はフラッシングしたつもりで交換。
結構な汚れ・・・
若干ざらついている。
一度本格的に分解整備が必要じゃないかな?(メタル・ピストンリング)
オイル・オイルフィルターもモノタロウで購入。
純正の半額以下なのが嬉しい。
安いのでマメに替えられる。
④冷却系統
2GMはサーモとエンジンに行く配管のチーズ部分がウィークポイント。
ここ、塩が溜まります。
エルボを外し、覗いてみると・・・
でっかい耳くそかよ!ってぐらいに溜まってる。
これを掻きだす。
耳掻き使っても良いけど、僕は細身のドライバーで剥がし、割りばしで掻きだし、清水流す。
やり方は色々。
メネジだけ潰さないように、漏れますよ海水。
針金曲げて上側に行く穴をチェック、キチンとそこは通っていました。
そしてメインイベント、ジンク交換
直接冷却の2GM20 にはミッション側とプーリーから見て左側面にジンクあり。
サイドは前からでも外せるが、ミッション側は力が掛かりにくいので、エンジンルームに入る。
M24のメガネ入れてハンマーで打撃与えると緩む。
後ろは結構減っていたが、サイドは殆ど原形をとどめている。
1GM用の一まわり小さいジンクがあったので、サイドはそれを使っておいた。
⑤エアフィルター
純正のスポンジは直ぐにボロボロになるので僕は「へちま」使っています。
セルロースですから燃えても気にならない。
というか、ボロボロにならないからエンジン内部に入りません。
メッシュだけ純正のスポンジが朽ちた物を使用。
ちなみにエアクリーナーにへちま、なにやねん?って思う方もいるかもしれませんが、
昔、零戦のエアフィルターに使われていました。
かるくCRCを塗布しておけばチリも捉えます。
て、ことで今年の整備は終了。
オルタのベルトは大丈夫。
問題は・・・
始動時の白煙はオイル粘度上げたので出なくなった。
近いうちにステムシールの交換をします。
高回転での煙が問題やね。
水分を疑ったが、やはりオイル上がりか?
アイドリングでは全然出ないんだけど、2500回転付近で青白い煙が見えだす。
3000回転だと明らかに煙と認識できる。
でも、ebayでノズルテスターをお勧めされたので買ってしまった。
ノズルの噴射タイミングが早くなる(開き圧が低い)と煙
ノズルの噴射タイミングが遅くなる(開き圧が高い)と煙
ノズルの噴射穴にカーボンが堆積すると煙
(2019/11加筆修正:煙の色は認識差があるらしいので色は削除)
って事なので、一応この辺りもやってみる。
ヘッド分解時に燃料配管外すから、ついでに。
そこまでやってダメなら、リングでしょう。
もしかしたらシリンダ壁面に傷があるかも。
それもヘッド分解で確認できる。
カーボンも取れる。
そこまでやれば後はリングと決めてしまえるので。
問題は自分でやるか、本職に頼むか。
予算次第です。
サランラップ吸いこんでオーバーヒートからこんな事になってる訳で、ラップ捨てた奴払ってよ!
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