2019年10月14日月曜日

2GM20 定期メンテナンス

台風の直撃も無く、とはいえあまり良くない天気。

こんな時はメンテナンスに限る。

エンジンまわりの定期整備です。

① 燃料系



燃料系統は

・燃料タンクドレン抜き

・油水分離器ドレン抜き

・燃料フィルター交換

燃料フィルターはモノタロウで購入。(オレンジ色の方)

農機用がぴったりサイズ。

お値段半額。

砂っぽいゴミが溜まっていた。

エア抜きして次の工程の為に暖機開始。


③エンジンオイルとオイルフィルター交換。

前交換から20時間だけど、安い鉱物油+添加剤なので今回はフラッシングしたつもりで交換。

結構な汚れ・・・

若干ざらついている。

一度本格的に分解整備が必要じゃないかな?(メタル・ピストンリング)

オイル・オイルフィルターもモノタロウで購入。

純正の半額以下なのが嬉しい。

安いのでマメに替えられる。


④冷却系統



2GMはサーモとエンジンに行く配管のチーズ部分がウィークポイント。

ここ、塩が溜まります。

エルボを外し、覗いてみると・・・

でっかい耳くそかよ!ってぐらいに溜まってる。

これを掻きだす。

耳掻き使っても良いけど、僕は細身のドライバーで剥がし、割りばしで掻きだし、清水流す。

やり方は色々。

メネジだけ潰さないように、漏れますよ海水。

針金曲げて上側に行く穴をチェック、キチンとそこは通っていました。

そしてメインイベント、ジンク交換





直接冷却の2GM20 にはミッション側とプーリーから見て左側面にジンクあり。

サイドは前からでも外せるが、ミッション側は力が掛かりにくいので、エンジンルームに入る。

M24のメガネ入れてハンマーで打撃与えると緩む。

後ろは結構減っていたが、サイドは殆ど原形をとどめている。

1GM用の一まわり小さいジンクがあったので、サイドはそれを使っておいた。


⑤エアフィルター




純正のスポンジは直ぐにボロボロになるので僕は「へちま」使っています。

セルロースですから燃えても気にならない。

というか、ボロボロにならないからエンジン内部に入りません。

メッシュだけ純正のスポンジが朽ちた物を使用。

ちなみにエアクリーナーにへちま、なにやねん?って思う方もいるかもしれませんが、

昔、零戦のエアフィルターに使われていました。

かるくCRCを塗布しておけばチリも捉えます。

て、ことで今年の整備は終了。

オルタのベルトは大丈夫。

問題は・・・

始動時の白煙はオイル粘度上げたので出なくなった。

近いうちにステムシールの交換をします。

高回転での煙が問題やね。

水分を疑ったが、やはりオイル上がりか?

アイドリングでは全然出ないんだけど、2500回転付近で青白い煙が見えだす。

3000回転だと明らかに煙と認識できる。

でも、ebayでノズルテスターをお勧めされたので買ってしまった。

ノズルの噴射タイミングが早くなる(開き圧が低い)と煙

ノズルの噴射タイミングが遅くなる(開き圧が高い)と煙

ノズルの噴射穴にカーボンが堆積すると煙

(2019/11加筆修正:煙の色は認識差があるらしいので色は削除)

って事なので、一応この辺りもやってみる。

ヘッド分解時に燃料配管外すから、ついでに。

そこまでやってダメなら、リングでしょう。

もしかしたらシリンダ壁面に傷があるかも。

それもヘッド分解で確認できる。

カーボンも取れる。

そこまでやれば後はリングと決めてしまえるので。

問題は自分でやるか、本職に頼むか。

予算次第です。

サランラップ吸いこんでオーバーヒートからこんな事になってる訳で、ラップ捨てた奴払ってよ!






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