遊覧船の連絡手段にアマチュア無線を使用していたという事が問題に。
業務(プロ)として運航している船の通信手段が、アマチュア無線ってのは目的外使用でアウト。
例えば、どこかに遊びに行くヨットがアマチュア無線を積んでいてもそれは問題ない。
もちろん、免許関係を総てクリアしていればだけど。
アマチュア無線の免許状には「通信の相手方」「通信事項」ってのがある。
社長と船長が暇な時に船から会社から無線やってました~ってんなら良いけども、そうじゃない。
そもそも国際VHFの免許も無く、許可されていたのはデジタル簡易無線とレーダーだけ。
衛星電話もなくて。
さてさて・・・
今後予想される事
総通の電波検問と言えば、古くは不法CB無線がメインでした。
その後、不法パーソナル無線や不法アマチュア無線が挙げられる。
ところが近年はスマホ全盛、連絡はLINEや諸々のツールに移行。
それ以外にも、公共工事の場合は「不法無線が付いていない事」が出入り条件になって
不法局は激減しました。
あ、でも、「違法局」は居ますね。
アマチュア無線の免許あるのにコール言わなかったり、目的外使用したり、免許範囲を越え
総通に「こんにちは~」されている人。
その辺は各総合通信局の報道発表に載っています。
ちょっと話がそれましたが、今後は船舶への無線が色々調べられると思います。
港でウロウロする人、総通と海保が一緒に来て「ごめんください」があるだろう。
船の違反も高いけど、無線の違反も高い。
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/01sotsu07_01001917.html
こんな感じで~100万円以下の罰金。
KAZU1の件で、恐らく色んな港に総通さんと海保がこんにちは~って来ますよ。
皆さんの船は大丈夫?
「免許が無いのにアマチュア無線が積んである」
「免許が無いのに国際VHF無線機が積んである」
無免許は本当にヤバいです。
三海特の講習は21550円です。
無線機も5Wハンディなら2万円ぐらいで買えます。
これで仲間と連れだって行く時に色んな話が出来るし、
本船と交差する時も安心。
ついでに言えばAISもあれば輻輳海域でも安増です。
AISは免許無くても付けられるけど、国際VHFが有れば尚良し!
昔は海保が近くまで来て船体番号チェックしてたけど、最近はAIS出してたら寄りもしない(笑)
もちろん、陸臨検食らって「この無線機は?」って言われても「免許状」見せれば良い訳で。
まとめ
知床の件で、船の無線が厳しく調べられそうです。
「万が一の為に」と免許も無いのに無線を所持していたらアウトです。
免許を取得するか、無線機を降ろすか、どちらかを選ばないと・・・
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/01sotsu07_01001534.html
こんな事になります。
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