兄者に僕の会社まで来て戴き作業開始。
先ずはベアリングをシャフトに取り付け。
ベアリング位置はシャフトエンドから39.5mmの位置とマニュアルにあるがどっちの端面?
ということで、ボディに一旦嵌めて、位置を確認し寸法を計算する。
インペラ側から39.5!
海外のフォーラムにシャフトとベアリングを冷やせば入り易いとあるが・・・
ベアリングは冷やしたら内径が小さくなるやろ?
ということで、ベアリングは冷やさず常温、シャフトはフリーザーで冷やす。
冷たくなったシャフトは0.05ぐらい小さくなったのか常温では掛からなかったシャフトの先が掛かる。
あとはプラハンマーで叩いて入れる。
シャフトが出る手前からワッシャー当ててパイプで打ち込む。
ある程度入ったら計算上、反対側の残りを確認。
もうちょっと!
組み上がりました!
ギアとスナップリングつてけ完成
ただ、良く分からないのが、この隙間。
ギア側とインペラ側との間に隙間がある。
マニュアルにはOリングが一つ。
でもこれだとシールが動いたら抜けてしまうだろ?
現に組み付け中に一回、スコ~ンと後ろに行った・・・
色々と見ていると、年式によってはこの部分にシールの動きを止める部品がある。
僕は「クラウン(王冠)」と呼んでいますが、横から見たら王冠のように突起がある。
万が一、シールが切れたらここから水が出るように隙間のあるスペーサー。
マニュアルにあるOリングは水が漏れたらシャフトを伝って反対側に行かないように
ネズミ返しの要領でOリング入れてるんやろか?としか考えられない。
とはいえ、マニュアル通り組んで水は止まるので良しとしよう。
ただ、次に組む時はゴムワッシャー厚み4ミリを入れると多分、精神衛生上安定かと。
パイプ用パッキン、先に入れてはいけません。
船に行き、組み付けして始動・・・漏れます。
ポンプのインアウトからポタポタ。
原因はボディ側にシールを入れたから。
パイプ側の根元に入れて差し込まないと水が漏れる。
というか、隙間大きすぎ。
何気にもう一枚シールを入れたらピッタリ(笑)
今までグラグラしていたパイプがキチンと座り、抜け止めのクリップもキチンとテンションが掛かる。
マニュアルにないけど、ここは2枚入れが安定だと思います。
押さえられて内外にゴムが広がるから密もあがります。
さぁ、気を取り直してエンジン始動。
完璧です!
よかったよかった!
部品代2万円で復活。
プラギアが一番高いわ!