2019年4月22日月曜日

始動時の白煙対策

少し前から気になっていた排気の白煙。

モクモクと出る訳じゃないけど、気になっていた。

オイル上がりか、オイル下がりか。

始動時に一気にモワっと出た後は薄い白煙なので気にしなくても良いっちゃ良いんだけど・・・

気になるんですよね。

症状としてはオイル下がりぽい。

始動時に一気に白煙がでるのは、機関停止中にヘッド周りのオイルがバルブステムを伝ってエンジン内入り、燃えて白煙となる。

あと、排気にオイルが含まれるので、海面に油膜が出来る。

で、対策としてオイル下がりの場合は、バルブステムシールを交換すれば良い。

部品一式は手に入れました。

ただ、回転数上げても白煙は出るので、もしかしたらオイル上がりも多少起きているかも?

こちらはピストンリングの交換なのでちょっと大変。

で・・・

両方に効果的で「簡単」な対応策は無いのか?

あります!

「オイル粘度を上げる」

これですわ。

今まで使っていた10w-30のオイルから、粘度の高い20w-50に変える。

オイルの粘度はその品番から読み取れます。

10wとか20wってのは低温度での粘度、後ろの30とか50は高温時の「油膜が切れにくいかどうか」の数値です。

で、今回は20w-50のオイルにしてみた。

前々回オイル交換後6時間しか回さなかったんだけど「フラッシング」したつもりで交換。

和歌山から回航後にエンジンオイル抜きとったら結構黒くなってた。

そして高粘度オイルと新品フィルターを入れて少しエンジンを回す。

十分にエンジン内に新しいオイルが回ったところでエンジン停止。

次回エンジン始動時の白煙を見る。

で、2週間経って始動してみた結果・・・

始動時の白煙が明らかに少ない。

これで心おきなくヘッド分解してバルブステムシールの交換が出来る。

その時にシリンダ内面の傷が無いか見てフルオーバーホールするかどうか考える事とした。

尚、今回使ったオイルはこちら

RAMCO 4サイクルエンジンオイル

「小さな汎用発動機こそ強い油膜が必要です。
効果は絶大、古いエンジンにもバツグンの効果。」

何となくセールストークにやられましたが、確かに確かに。

使って実感しました。


悪くないです、値段も手ごろだし。

但し、鉱物油ベースなので排気が若干工場臭い(笑)

仕事で使うオイルと同じ匂いだわ^^


あと、冬場の始動性がどうかが気になりますけどね。

それはまた秋口に考えます。


合成油でこれ位のグレードがあれば尚良いのですけどね。

0 件のコメント: