2019年2月10日日曜日

ロングワイヤーアンテナを設営したよ

勿論、長兄の船に(笑)

今回の作業は
・4芯の信号線を通す
・同軸と信号線をオートマチックアンテナチューナー(以下ATU)に繋ぐ
・無線機のアクセサリー端子(以下ACC)とコントロールボックスを繋ぐ

というとても簡単な作業

同軸は3D2Vが一本と通っている。
これはGPSアンテナ用なんだけど、今はもう使っていない。
以前、撤去するという話があったんだけど、今後の為に残しておいて!という意見を取り入れてくれていたので、仕事が格段に速くなった。

まずは同軸のデッキ側長さの調整と4芯ケーブルを通す作業。
インシュロックを外して引き上げるだけです。
長さは船内で巻ける程あったので心配無用。
入線してエンド処理
BOX側は全部Y端子です。
途中、回りこみ防止のトロイダルコアを入れておく。

箱内結線です。
純正ケーブルと色が違うので、必ずメモしておく。

25年前のチューナーですが、中に錆び一つありません。
昔の無線機器は本当に堅牢につくってあるわ。
同軸と信号線をセットし、蓋を戻す。

入線は少々大変ですが、同軸が長かったのでそれにバンドして引くと細い所も通って無事キャビン内まで届く。
あとは結線です。
ALC・PTT・12V・GNDをACCに。
12Vは出ないので、直接キルスイッチ後に。
他はACC端子用のステレオジャックに半田付け。

老眼鏡忘れた(笑)
これまた高級なプラグを選んで頂きましたので大変です。
こんな事なら、100均で売ってるステレオイヤフォン買ってきて線ブチ切った方が良かったかな?


細かすぎる!
ピンセット台が無いので適当にチョイチョイと半田付け。


あとはチューンする時のTXパワーを調整して完了。
これで9m程度の電線に1.9~28MHzの電波が乗る。

今一つコンディションが良くなかったのでハイバンドは殆ど人が出ていない。
オケラネットの時間も終わった。
まぁ、運用方法は出たい周波数でボタン押すだけ。
全バンドのチューンを確認し、作業終了。
ちょっと寄り道して帰ろうかと思ったが、前日に終電が人身事故で2時間以上遅れ家に帰ったのが3時。
4時間だけ寝て港に来たので眠い!帰って寝る。
ってことで直帰して直ぐ昼寝、風呂飯したらまた寝て朝だった。。。

話は戻りますが、ワイヤーはブームリフトのロープに電線を這わせてある。
あくまでも暫定。
これをスタボー側デッキまで降ろせばセイルにも干渉しないし、バックステーとも距離が取れる。
一番良いのは、バックステーそのものがアンテナ線になれば良いのだけど、バックステーをマスト前で絶縁しないとイケない。
そんな高強度かつ小型のインシュレータ(がいし)は有るんだろうか?
バックステーワイヤーが5ミリぐらいとして、その破断荷重は組み方によるけど概ね2000kg前後。
船屋のサイト見ると、7ミリぐらいでそれを越えるロープはある。
一定区間をロープにすれば絶縁は可能だけど、マストの高い所にワイヤー→ロープ→ワイヤーの結線は作れても色々心配事が増えそう。
まぁ、今のままが汎用性あって良いかもね。

2 件のコメント:

yojimaru さんのコメント...

ステレオミニプラグ失礼いたしました。ケーブル付きのはいっぱいあるのでそれも持参すればよかったですね。
今日はテスターの重要性がよく分かりました。
後はぼちぼちATUの設置をやっていきます。
でも,とりあえずはオケラにアクセスですかね。
ありがとうございました。

woz さんのコメント...

はい、是非とも頑張って交信成功させて下さい。
前のホイップより断然飛ぶ筈です。
仮設置なので、上手い工作を期待していますよ。
あと、アースですが簡易的にスタンションに止めただけです。
こちらもどこかにボルト止めし、ネジ裏からカウンターポイズを取られると良いでしょう。

*カウンターポイズ
特定の周波数の波長の1/4の電線を同軸メッシュ側(いわゆるコールド側)に放射線状に付けた物
要らなくなった電線を10m/5m/2.5mぐらいに切って繋げばOKです
詳しくは取説をお読みください