まずはスタンションの曲がりと折れ。
長兄の船、スタンションが2本やられました。
ヤマハに問い合わせてももう在庫は無いそうなので、そのうちに中古部品が出るだろうからまずは手当をする。
工具類を車に積み込み出発。
長兄には8時着を伝えてあったので、既に来られ電動工具が使えるように電気を引いてくれていました。
まずはスタンション。
これは厳しいな。
戻せば折れるかもしれない。
とりあえずベース下がFRPなのであまり加熱する事も出来ないけど少し炙る。色が変わるまで炙る事はせず、ベースをチョイチョイ触り熱の伝導を確認。
そこに厚めにウエスを巻いて物凄く長いパイプレンチのアゴを斜交いにかけてゆっくり力を掛ける。
(パイプレンチは紐でセーフを取る、海に落としたら泣いてしまうぐらい高い)
ジワジワと戻る。
少し戻ったところでもう一度加熱し同じ作業をする。
ほぼ垂直に戻ったところで終了。
多少の凹みはあれどそのままでは乗れませんのでOKかな。
絶対的に機械的強度落ちているので「もたれてはイケない」の連絡。
まぁ、ほぼシングルで乗る方ですからここにもたれる事は無い。
ゲストが来た時は説明宜しく!にてシャンシャン。
あと1本は緩い曲がりなので同じように直すもこちらは比較的簡単でした。
はい、出来上がり。
凹みは残ってるけどこれはどうしようもない。尚、折れた時はサンダーで切り落とし内径パイプジョイントで繋ぐ予定でしたがそこまでする必要もなし。
同じように兄者の船の1本も直しておく。
どれが曲がってたか遠目には分からないと思います。
次は・・・師匠の船に何やら傷があるという事で見に行くとゲルコートが剥げていました。
一部繊維が見えていたので水吸う前にパテ埋めしましょう!と言う事で浮き桟橋借りて作業。
比較的浅いのでネリパテを薄く付けて、上にFRP樹脂を塗っておいた。
防水としてはこれで良し。本当は水砥ぎまでしたかったが、硬化時間が待てない、まだ作業がある。
ちなみに浮き桟橋での作業はこちら。
浮き桟橋は良いですね、やはり。
さてさて、いつもなら「マスト屋」の長兄がどの艇も登るのだけど、足が痛くて大変だと言うので代わりにマストトップへ。
実は・・・
21号の対策でジブを降ろしたら・・・ジブハリがマスト往復分しか無くてマストの中まで。
エンドをエイトしていなかったのが災いし中にブラリンコ。
その修復です。
マストに登り、シーブに糸付きチェーンを落し引き出すだけの簡単なお仕事。
シーブ横にメンテナンスキャップがあったので開けようとしたが、固着して無理。
結局、針金でチェーンを落し込み無事開通。
降りてきてからニッコリVサイン!
マストトップでは顔が引きつってますからねぇ(笑)
マストトップでは顔が引きつってますからねぇ(笑)
いやはや、忙しい午前でした。
時間は正午過ぎ、皆さんは沖までセーリングに出られましたが、僕はこの後もっと大事な用があるので港を後にした。
新車来ました!
台風の後で良かったです。
なかなか乗り心地は宜しい。
2 件のコメント:
スタンションまっすぐ立ってよかったです。ありがとうございました。
船旅はいいですね。
泉佐野〜津名間も何度か利用しました。最近のお気に入りは,和歌山〜徳島の南海フェリー。これは南海電車の乗車賃込みで人間一人片道2000円です。
でも,何と言ってもやっぱり夜間航海が雰囲気あってよろしいですね。家族と一緒ならなおさらでしょう。
帰りも四国高速を考えたのですが、中国道一本で帰りました。
作業はいつでもおっしゃって下さい。
出来る事は限られますが、出来る範囲でやります。
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