どうにもこうにも始動が安定しないというので、色々とチェック
先ず、排気色が黒い
酸欠か燃料が多い
フィルターを外す→詰まってんじゃね?という事でフィルター抜いて始動
黒煙がなくなる、フィルター交換で解消
しかし、始動時に不安定
噴射ノズルチェック
2本とも適正圧で動作、パターンが少し狭くも見えるが概ね良好の範囲
燃料タレも無い
さて、これで再度組み上げてエンジンを始動
この時、片側デコンプする
前を1番、後を2番とする
先ずは2番をデコンプ、始動は可能 *デコンプ=ボンネット上のレバーを起こし圧縮を抜く事
次に1番をデコンプ、始動不可
どうも2番シリンダーに問題があるようだ
1番2番の噴射ノズルを入れ替える
症状は変わらない
という事で噴射ノズルには問題がない
2番シリンダの圧縮漏れか燃料ポンプ(ガバナ)の問題か?
症状として始動し、アクセルを煽って回転が安定すればその後は問題無いとの事
もう一度エンジンを掛け、一定の回転数まで上げて交互にデコンプ
2番を止めても1番は回り続ける、但し300回転ほど落ちる
その時に排気は白い煙が出る、恐らく生で出た2番の燃料が1番のガスで温められて
燃焼しているのだろう
逆に1番をデコンプすると、2番だけでは息を付き今にも止まりそう
やはり2番に問題がある
一応、2番デコンプでの白煙、2番デコンプでも回ろうとはしているので燃料は出ているので
解放してメンテする時にチェックだけする
シリンダからの抜けは1番2番ピストンを同じ高さにしてオイルを入れて暫く放置
下がったらリング摩耗
ヘッドはバルブを抜いてからの擦り合わせ、当りが弱くなっているのかもしれない
ピストンリング・ガバナは悪くても触れないので、先ずはバルブの閉まり不良の対策
これが原因ならとても嬉しい話である。
ガバナは燃料が出ているかどうかだけ判断する
これはガバナ上のジョイント外してセル回せば一目瞭然
吹きだせば出ているからセーフ、出てなきゃアウトみたいな
追記 正しくはミッション側が1番です
2 件のコメント:
いろいろとお時間取らせて申し訳ありませんでした。
助かりました。準備を整えておきますね。
よろしくお願いします。
と書きつつ,後の飲み会が楽しみなワタクシです。
いえいえ、ヘッド解放は次兄のエンジンでもやったんで、毎度おなじみの作業です。
YAみたいに散々弄繰り回されてから来る話じゃ無いので助かります。
あれはガバナ弄られてるとはつゆ知らず・・・
今回、バルブの擦り合わせで回復出来たらええと思います。
コメントを投稿