何もしてませんが、修理完了。
オーナーさん、結局造船所に持って行きました。
どこまでの作業をしたか説明されると・・・
造船所のオヤジさんがポートからエンジンオイルを注入したらしい。
?!
なんですか、その作業。
聞けば、圧縮の最後の最後で少し漏れているそうな。
カーボン噛みで正解、ヘッド分解して洗浄とバルブシートの当たりつけも正解。
ただ、研磨剤の手持ちがなく、貰ったコンパウンドでやったので少し荒かったらしい。
パッキン代わりにエンジンオイル入れて密着を高め、エンジン動かせば当りが出るらしい。
驚いた!
流石、本職ですね。
ただ・・・
YAのガバナの動きは2ミリぐらいしか動かなくて当たりまえ。
先にガバナを交換した、とある船屋さんの作業がおかしくて、
ワイヤーのジョイントは正規に戻したとか。
で、快調にエンジンは復活し、今はキチンとエンジンがかかるらしい。
学校のテストなら70点ぐらいか。
ひっかけ問題にやられたー!
基礎問題は解けたんだけどね(笑)
これで一つスキルが上がったという事で、良しとしよう。
ただ、一個だけ言訳させて!
結構古いエンジンでバルブシートにも小さな凹みがあった。
「これ以上取ったら、バルブに段差出来んじゃね?」と言いながらそこで止めた。
弱気が欠点でした。。。
噴射ノズルの圧を適正まで上げたけど、あれを上げていなければ早目に点火して
始動していたかもしれませんなぁ。
漁師相手の老舗造船所はやっぱ凄いわ。
4 件のコメント:
いい業者さんですね,佐野も老舗さんも。
わたしもYAでお世話になったことがあります。
ヘッドばらしてきれいになったので私もこれでかかると思いました!
結局造船所で見てもらうことになり岸和田まで曳航たのまれました、(笑)
数日して帰っていたので修理できたんだ~
どうして直したのか興味ありましたが詳しい報告はなかったのでこの書き込みで
よくわかりました。
前の業者の修理は何だったんだろうね、
最初からここでやっていたら余分な修理代部品代は要らなかったね~
時々拝見させていただいています。実はヤンマー2GM20の白煙(2700rpmからの)とそれに伴うオイル消費に長いこと悩まされています。自分ではヘッドを外してバルブシールを交換しましたが効果もなくあとはピストンリングかと思って今日に至っています。そんな時貴殿のブログで噴射ノズルの交換をみました。自分も一度チャレンジしたいのですがお忙しいところ恐縮ですが詳しい交換方法を教えて頂けると幸いです。
OBRIGADO 上田
オイルがどの位減っているのでしょうか?
高回転で白煙が増える場合、ピストンリングの摩耗若しくはオイルリングの固着が考えられます。
アイドリングで多く、回転上げて減るのはステムシールからの漏れ(オイル下がり)です。
噴射タイミングのズレによる白煙の場合、回転が上がれば白煙量は増えます。
見た目では分かりにくいのですが、湯気に近い白さですね。
噴射タイミングのズレの場合、オイルは減りませんので先ずはオイル上がりを疑ってみては如何でしょうか?
尚、噴射ノズルの噴射タイミングはオルタネーター後ろの配管が付いている部品がノズルですのでそちらを外しテスターにかけると分かります。
圧力テスターがない場合、ディーゼルの整備のできる自動車屋さんか農機扱い店で見てもらえます。
コメントを投稿