今回は長兄がメンテされていた最中に連絡があったので、整備方法を記載しておく。
1 エンジンから外す
2 プーリーおよびインペラを外す
3 プーリー側にあるベアリングを止めてあるサークリップを外す
*サークリップはリングプライヤーで外しますが、ない場合はニッパの先や細いラジペンで代用可
4 インペラ側のシャフトをプラハンマーか木槌で叩いて出す
5 抜けたらシールが見えるので取り外す
6 洗浄する
7 シールに薄くグリスを塗り挿入、シールは凹がインペラ側
8 ベアリング交換する時はベアリングプーラーでベアリングを抜く
9 ベアリング挿入時、シャフトを冷凍し、ベアリングを温めると入れやすくなる
*グリスを塗っても叩き入れになります、ベアリング外周を叩かぬよう。間のスペーサーを忘れずに
10 シャフトにグリスを塗り、挿入
11 サークリップを嵌める
12 インペラを取りつけ蓋をして完了
純正部品は高価なので、社外品を使うと安く上がります。
ベアリング型番 6200(ZZ) 2個 (250円程度)
シール型番 TC10257 1個 (400円程度)
全部で1000円以下で買えます。
モノタロウとか工具屋さんで買えます。
重要追記:シール型番は旧2GMです。2GM20につきましては、TC13287です!
2 件のコメント:
中身を始めて見ました。
分解してみるもんですね,いい経験になりました。ありがとうございました。
これで2GMの一般的なトラブルはほぼ解消出来ましたね。
ロングに出られたら自力整備が必要になります。
・冷却水ポンプのインペラ及びシール
・冷却水パイプの分岐チーズの塩固着
・噴射ノズルの圧力調整
・オイル交換
・ジンク交換
これ以上はなかなか自力で交換調整が難しい…
あ、あとはタペット調整ぐらい。
まぁ、そうそう調整が必要になるもんじゃないですわ。
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